藤岡弘、一覧

【藤岡弘、】に関するニュースを集めたページです。

坂本九さんが愛する2人の娘宛てに書いた「21世紀の年賀状」
坂本九さんから15年後に届いた奇跡の1枚ほか 著名人たちの年賀状
 新年の挨拶の風習は古くから日本の文化として根付き、平安時代にはすでに年賀の挨拶例文が書き残されている。はがきで年賀状を送り合う習慣が急速に広まったのは、1873(明治6)年に日本最初の郵便はがきが発行されたのがきっかけとされる。1900(同33)年に私製はがきが認可されると絵はがきがブームとなり、私製年賀状も増加。年賀状文化は国民的行事として発展していった。 近年はインターネットや携帯電話、メールやSNSの普及に伴い、年賀状離れが加速していた。だが、コロナ禍で親族や知人と会えない状況が続くと、年賀状の価値を見直す人も増えてきている。大切な人やお世話になった人に送る年賀状には人柄、思いがにじむ。こんな時代だからこそ、心に響く年賀状を送りたい。 新春の幸せを運ぶ、あの有名人たちの年賀状を紹介しよう。●坂本九(1941-1985) 御巣鷹山の飛行機事故で亡くなる4か月前の1985年4月、愛する2人の娘、花子さんと舞子さん宛てに「21世紀の年賀状」を書いた。つくば万博の「ポストカプセル2001」(21世紀に年賀状を送る企画)に投函され、15年後に届いた奇跡の1枚。●田中好子(1956~2011) 墨彩画の師匠は片岡鶴太郎氏。民芸店で購入した干支の動物の置物をモチーフに絵を描き、自作の挨拶文を添えた年賀状を作成していた。●武田双雲(書道家) 2022年の年賀状に選んだ言葉は「飛翔」。清々しさと躍動感があふれる青色の大きな2文字から、新年に抱く希望が伝わってくる。●林家木久扇(落語家)「毎年、干支にちなんだ漫画を描き、楽しい年賀状を親しい方などに差し上げて喜ばれています」(木久扇)●立川志の輔(落語家) 緊急事態宣言下で2021年に上演できなかった演目「大河への道」を2022年1月からの公演でお披露目できる嬉しさ、意気込みがあふれている。●岩合光昭(動物写真家) 動物写真家の岩合氏が撮影したトラの写真を使った年賀状には、「トラのように、美しく強い年になりますように」との願いが込められている。●藤岡弘、(俳優)「年始の挨拶としてだけでなく、その時代、時代に対して自分が感じたメッセージを年賀状で届けたい。こんな時代だからこそ、家族の愛や絆を表現できるようにと思っています」(藤岡)●石原良純(俳優・気象予報士)「1年間で一番印象に残った景色を翌年の年賀状にします。海外、鉄道、スポーツのシリーズに大別できますが、今年は日本の原風景。1月4日に雪の青森で見つけてしまった」(石原)。近年は、深夜のバラエティ番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で年末恒例「石原良純の来年の年賀状が決まった件」として紹介されている。●紫舟(書家・芸術家) 作品名は『我露豪放~虎図(わおうがおう~とらず)』。歓喜の雄叫びを上げる山獣の王。その雄姿の威風がそのまま書となり、風雲をも動かす勇猛を讃える。●梅沢富美男(俳優)「お正月なので新しい女形の写真を使うようにしており、これは71歳(現在)の女形。70過ぎて振り袖が似合うのは僕と黒柳徹子さんだけじゃないかと思っています」(梅沢)●彦摩呂(タレント) グルメレポーターらしい言葉が楽しい。「2021年も飲食店の方々がコロナで大変な苦労をされたので、2022年は応援する思いでいっぱい食べたいです!」(彦摩呂)●山咲トオル(漫画家・タレント)「私(52歳)も同級生も体の故障が出始め、心だけでも健やかにとの思いを込めました」(山咲)。立ち上がっていないトラの絵は「コロナ禍が続く中、慎重に」と伝えている。※週刊ポスト2022年1月1・7日号
2022.01.01 07:00
週刊ポスト
藤岡弘、が当時を振り返る(撮影/内海裕之)
藤岡弘、インタビュー 『仮面ライダー』主人公・本郷猛の「変身」と「変心」
“国民的ヒーロー”の人気と影響力が大きくなるほど、演じる者の苦悩もまた、大きくなっていった──。『仮面ライダー』主演の藤岡弘、が当時を振り返り、“ヒーローのあり方”を語る。 * * * 1972年当時、僕は本郷猛の死に様ばかり考えていたんです。本郷猛の最期を、どう迎えるべきなのか。 というのも、僕は役者として不器用なタイプ。心身ともに、その役になりきることでしか演じられず、その過程において演じる者の現在・過去・未来を考えてしまう。本郷猛の場合、現在と過去は放送回を重ねるごとに自然と明らかになっていった。じゃあ、その先の未来は──? そこで僕は、ある想いにたどり着きました。本郷猛は十分に、悪の組織・ショッカーと戦った。与えられた使命を果たしてきた。そんな本郷に残された戦いは自己犠牲を貫き、己の命を次の世代に繋いでいくようなものではないのか。その覚悟も固めていました。 しかし、僕の想像は原作者の石ノ森章太郎先生の一言で木っ端微塵になった。 あれは石ノ森先生が初めて監督を務めた『危うしライダー! イソギンジャガーの地獄罠』(1972年11月4日放送/第84話)のロケでした。撮影の合間に先生と千葉県・鴨川の砂浜を歩いていたとき、僕はさり気なく「仮面ライダーは、いつ死ぬのですか」と訊いたんです。そうしたら、先生がニコッと笑みを浮かべ、「死ぬ? 藤岡君、仮面ライダーは死んじゃダメなんだ。永遠に死なない」といわれて。何があっても生き抜く覚悟 ショックでした。“死なない”ということは、つまり“死ねない”と気づいたからです。本郷猛の正義を背負い、これからも永遠に戦い続けなければいけない。正直、それは死ぬことよりも辛いのではないか、と思いましたね。 でも、先生の「仮面ライダーは永遠に死なない」の言葉を受け、自分なりに子供の夢と希望を奪い去らないためにも、やはりライダーは死んではいけない、そうでなければヒーローではないと解釈し、“死にゆく覚悟”から、何があっても“生き抜く覚悟”を胸に秘めるようになったんです。 ありがたいことに、「3世代で仮面ライダーを観ています」など、今でもいろんな方々から声をかけていただきます。 30代の男性は「父親に正義の意味がわからなければ、本郷猛の生き様を見よ、と教わりました。だから、自分の息子にも、本郷猛の戦いを見なさい、と一緒に仮面ライダーを観ています」といってくれてね。その父親の横に、5歳くらいの男の子がはにかむように立っていて「本郷さん、握手してください」って、おずおずと小さな手を差し出してくれたんですよ。僕はしゃがみ込み、小さな手をしっかり握り締めました。 そのとき、ふと石ノ森先生の「仮面ライダーは永遠に死なない」の言葉が蘇り、改めて真意を理解することができましたよね。死ぬ覚悟より、ひたすら生き抜く覚悟のほうが尊く重たい歴史を紡げるものなんです。 そういう心構えの積み重ねが結果的に『仮面ライダー』の放送開始50周年という偉業に繋がっているのではないでしょうか。相手は怪人ではなく己の心 ただ、思い返すに、ショッカーに拉致され、改造手術を施されて仮面ライダーとなった本郷猛は、正義とか世界平和を守るだとか、そんな大それたことは考えていなかったんですね。 では、何を考えていたか。まずは自分の心と向き合い、どのようにコントロールすべきかを自問自答していたんですよ。いわば最初に戦う相手は怪人ではなく、己の心だったんです。 普通に考えてみても、いきなり改造人間にされたら、そりゃ自暴自棄になりますよね(笑)。それまで本郷猛は優雅な青年科学者の生活を送っていましたし。でも、哀しみに明け暮れているわけにもいかない。この途方もない力をどのように使うか。ここで己の心との戦いが始まる。 自暴自棄の心のまま、ショッカーの魔の手から逃げ続け、好き勝手に生きるか。それとも、得た力で身近な人たちを守る戦いを始めようとするか。そこで本郷猛は葛藤し、“変身”ではなく“変心”を試みる。 好き勝手に生きる道を選ぶような“変心”は簡単だ。しかし、ひとりでも自分に助けを求める人がいる限り、たとえ苦しくても悪と戦う道を選ぶ“変心”をするべきではないのか。そう決意した瞬間、“変心”による究極の“変身”が可能となる。 結局、安易で自堕落な道を選ぼうとする自分を変えなければ、愛する人たちは守れないということ。 考えてみれば、本郷猛の50年は、その繰り返しでした。そのつど、戦うのを止めてしまおうかといった負の心に苛まれながらも、それでもなお“変心”と“変身”を貫き通し、正義を熟成させてきたんですよ。 その“変心”と“変身”は、その後も仮面ライダーとなり、必死に悪と戦っている後輩たちにも、受け継がれているはずです。【プロフィール】藤岡弘、(ふじおか・ひろし、)/1965年、松竹映画にてデビュー。1971年『仮面ライダー』の主演で一躍人気俳優に。主演、出演作多数。※週刊ポスト2021年10月8日号
2021.09.27 16:00
週刊ポスト
ミスチル桜井の息子、カズの息子など 注目の「令和の2世」たち
ミスチル桜井の息子、カズの息子など 注目の「令和の2世」たち
 あなたの思い浮かべる2世タレントといえば誰ですか? いま、俳優として活躍している安藤サクラや工藤阿須賀も有名ですが、“令和の2世”は一味も二味も違うんです。注目を集める、才能に溢れた次世代のスターをご紹介します。父譲りの甘いマスク&音楽センスで女子たちを虜に!父:桜井和寿(51才)子:kaito(19才) 恋愛リアリティー番組に出演後、人気が急上昇中。4人組バンド『インナージャーニー』のドラム担当として活動する一方、朝ドラ『エール』(NHK)や『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)の劇中ドラマに出演。俳優としても活躍の場を広げ、若い女子の間で話題爆騰中!芸術センスが光るミステリアス男子父:THE YELLOW MONKEY 吉井和哉(54才)子:吉井添(19才) ロックバンド『THE YELLOW MONKEY』のボーカル・吉井和哉を父に持ち、183cmの長身と中性的な顔立ちで、ファッションモデルとして活躍中。国内最大級のファッションイベント『TGC』では初めての登場にもかかわらず、圧倒的な存在感でランウェイをウオーキングした。特技はサッカー!父のDNAを引き継ぐ正統派イケメン父:西城秀樹さん(享年63)子:木本慎之介(17才) 2018年に心不全で亡くなった西城秀樹さんの長男。父を失った当時14才だった少年は、日本一かっこいい男子高校生を決める『男子高生ミスターコン2021』にエントリーし、書類審査を通過。芸能界本格デビューまで秒読み?ニュージーランド生まれ、カナダ育ちのバイリンガル父:時任三郎(63才)子:時任勇気(29才) 放送中のドラマ『24JAPAN』(テレビ朝日系)にマイロ役でレギュラー出演し、おちゃめだけど頭脳派な憎めない役柄が話題に。父の背中を見て育ち同じ芸能の道を志してからは、13kgも減量した努力家。朝ドラにも出演!ネクストブレーク必至の実力派父:哀川翔(59才)子:福地桃子(23才) 朝ドラ『なつぞら』(NHK)で、広瀬すずの血のつながらない姉妹役として出演。昨年は『#リモラブ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ系)など4本ものドラマにレギュラー出演を果たし、ブレークも間近!将来はやっぱりライダー? 藤岡ファミリーの長男父:藤岡弘、(75才)子:藤岡真威人(17才) 貴公子のような完成されたルックスで、モデルやバラエティーで活躍中。家族全員で出演中の『I LOVE みんなのどうぶつ園』(日本テレビ系)では、動物と触れ合う姿に癒される人が続出。現役高校生にして堂々とした存在感を放つ父:窪塚洋介(41才)子:窪塚愛流(17才) 14才のときに映画『泣き虫しょったんの奇跡』でスクリーンデビュー。北川景子が出演し200万回再生され話題となったUruの新曲『ファーストラヴ』のMVにも出演(写真上)。今後は役者として活躍する日も遠くなさそう。キングカズの息子は俳優の道でハットトリックを決める!?父:三浦知良(54才)子:三浦りょう太(23才) ※りょう太の「りょう」は、けものへんに寮のうかんむりなし 木村拓哉主演のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)で俳優デビュー。自身もサッカー少年だったことから、父とサッカーについて熱く意見交換をすることもあるという。小学生の頃から同世代女子の憧れの的!父:野々村真(56才)子:香音(19才) 小学5年生からモデル業を始め、現在は、みちょぱ(池田美優)や、めるる(生見愛瑠)を輩出したファッション誌『Popteen』の専属モデルとして活躍中。単独表紙を飾るほどティーンから絶大な支持を集めている。※女性セブン2021年4月1日号
2021.03.24 16:00
女性セブン
子どもが全員10代だったということにも驚きの声が上がっている
藤岡弘、ファミリー 最強パパと10代の子4人の稀有な存在感
 芸能界では多くのファミリーが活躍しているが、最近、一躍注目を集めているのが、藤岡弘、(74才)とのその子どもたち4人だ。その活躍ぶりについてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * 最近は親兄弟揃って芸能人の“芸能ファミリー”が目立つ。草刈正雄と紅蘭・麻有、三浦友和と祐太朗・貴大、水谷豊・伊藤蘭と趣里、千葉真一と真瀬樹里、新田真剣佑・眞栄田郷敦、木村拓哉・工藤静香とCocomi・Koki,が一気に出てきたときは驚いたものだが、いまやおなじみファミリーに。故・松田優作と美由紀と龍平・翔太に長女・ゆう姫も加わったことで松田ファミリーにも注目が集まっている。 そんな中、長女・愛、長男・真威人、次女・天音、三女・舞衣、10代の4人の子どもたち全員芸能活動開始ということで話題になったのが、藤岡弘、ファミリーである。『徹子の部屋』『めざましテレビ』などの番組に子どもたちと出演、YouTubeには『藤岡弘、ファミリーチャンネル』を開設。すっかり「パパフジオカ」の顔になってきた。  日本の芸能界の中でも、藤岡弘、ほど、さまざまなブレイクの形を見せた俳優は珍しい。1971年の『仮面ライダー』では特撮ヒーロー、1974年の大河ドラマ『勝海舟』坂本龍馬では時代劇ヒーロー、1984年『SFソードキル』では国際アクションスター、2002年川口浩探検隊の跡を継いだ『藤岡弘探検隊』シリーズでは冒険家となった。他にも1997年、柔道着姿で登場して注目された「せがた三四郎」CM、とんねるずとのバラエティ共演、今年はソフトバンクCMでブルース・ウィリスのドラえもんの声を担当している。 しかし、藤岡弘、がすごいのは、ブレイクの形も見せている顔も違っているようで、実はずっと変わっていない。熱い、強い、眉毛が濃い。ずーっと、サムライ藤岡弘、であるということだ。 先日出演した『ごごナマ』では、自らを見つめるために自宅に作ったという部屋に子どもたちを呼んで語り合う姿が紹介された。日本刀や鹿の角、黒光りするオリジナルのMY甲冑などがずらりと並んだ部屋で、おもむろに何を取り出すのかと思ったら、それは本物の棒手裏剣! にこにこと思春期の次女・三女に「これはこうして…」と棒手裏剣を両手にバシッバシッと戦うポーズを示すパパフジオカ。やっぱり変わってない…。 一方で次女がパパから「挨拶はしっかりしなさいと言われました」などとしっかり者ぶりを見せると、涙ぐむ場面も。子どもたちに芸能関係に進みたいと言われたときは戸惑ったが、自分の事務所に所属させ、目の届く限り「守りたい」という。さすがサムライ。 思えば、2016年の大河ドラマ『真田丸』では、多くの武将が敵方の顔色をうかがう小心者なのに、藤岡が演じた本田忠勝だけは、首に巨大な数珠玉を巻き付けて大刀をぶるんぶるんと振り回す勇猛ぶりで疲れ知らず。命がけの伊賀の山越えの後も「某は一日で回復し申した」とワハハと笑って、ヘロヘロの主君徳川家康(内野聖陽)から「化け物だな…」と呆れられる。“そこにいるだけで面白いサムライ”という稀有な存在感を示した。 藤岡弘、は、あまりにサムライであることで「こんなことやったら面白いのでは」とアイデアを掻き立てられる存在なのだ。息子にギターを教え、みんなで歌うことも考えているらしい。いったい何を歌うのか…。芸能ファミリーの中でも独自の道を行く。それでこそ、藤岡ファミリーである。
2020.07.14 16:00
NEWSポストセブン
東貴博がおすすめする「コントの冷凍餃子」
藤岡弘、ら4人の食通芸能人が欠かさずお取り寄せする逸品
 外食もいいけれど、外は寒いし、出かけるのもめんどう。そんな年の初めはちょっと奮発して、自宅に居ながら全国のおいしいものが食べられるお取り寄せを楽しみませんか。グルメな4人が推す、「我が家の常備お取り寄せ」とは? ご紹介しよう。 俳優の藤岡弘、さんは昔ながらの味を懐かしむ地元のこの逸品。【愛媛県】手押しじゃこ天●463円(3枚入)/おがた蒲鉾「昔からおやつ代わりに食べていたじゃこ天は、今では子供たちの健康を守る重要な食品のひとつ。刻みしょうがとしょうゆで食べてもよし。みそ汁の具材にしてもおいしいよ」(藤岡さん) お笑いタレントの東貴博さんはお勧めするのは、東京の逸品だ。【東京都】コントの冷凍餃子●3900円(60個・税、送料込み)/コント「野菜感がありあっさりしていて、子供の頃から大好き。多いときは一人で0〜30個食べることも。家でも簡単にパリッとジューシーに焼けるので、家族も喜んでくれます」(東さん) 続いて、フリーアナウンサーの高橋真麻さんは家族揃って大好物だというこちらを紹介。【奈良県】冷凍ちまき●4550円(Iセット 6種6個・化粧箱入)/大和屋敷「具が大きくて満足感たっぷりの一品。父のお気に入りですが、今では夫もこのちまきが大好き。急にお腹が空いたと言われたときや、夜食としても活躍してくれています」(高橋さん) 俳優・金子貴俊さんはさまざまなバリエーションで食すという、こちら。【山梨県】地鶏と卵●甲斐路軍鶏モモ・ムネ・ササミ 1610円、八ヶ岳卵 10個パック 1000円/中村農場「家族や友人と行くキャンプに持参して、親子丼を作ることも。卵はびっくりするほど濃厚で甘みとコクがあります。親子丼の後は、さらに卵かけご飯にして食べるほど絶品です」(金子)」撮影/市瀬真以※女性セブン2020年1月16・23日号
2020.01.15 16:00
女性セブン
令和初の仮面ライダー『仮面ライダーゼロワン』(公式HPより)
大人もハマる『仮面ライダーゼロワン』、どこが面白いか
 元号が平成から令和になって初めての『仮面ライダー』となる『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)。「AI=人工知能」をテーマに、ライダーとテロリストが戦いを繰り広げるが、その内容が大人も楽しめると話題だ。同作の見どころについてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * 令和仮面ライダーということで注目される『仮面ライダーゼロワン』。主人公・飛電或人(高橋文哉)は、多くの職場で人間の役にたつAIロボット・ヒユーマギアを扱うAI企業「飛電インテリジェンス」の若き社長である。 だが、「滅亡迅雷.net」というテロリスト集団により、悪と化したヒューマギアが突如人間を襲う事件が続発。或人は仮面ライダーゼロワンに変身して戦う。一方、ヒューマギアを監視する組織エイムズの隊長不破(岡田龍太郎)と刃(井桁弘恵)もそれぞれ仮面ライダーバルカンと仮面ライダーバルキリーに変身。暴走ヒューマギアを食い止めようとする。 複数の仮面ライダーがそれぞれ武器を駆使し、さらにアイテムを用いて別の顔に変身する。それだけでもかなり複雑な上、最新技術により、天にも届く勢いで跳ぶわ消えるわ、爆発するわとハイスピードの激闘が続く。正直、藤岡弘、のライダーキック世代の私は目が回りそうだが、それでも「ゼロワン」が面白いと思えるのには、ワケがある。 ワケその1は、主人公が意外にのんきなこと。実は或人は元売れないお笑い芸人なのである。父(山本耕史)亡き後、会社を引き継いだが、外見も茶髪にパーカで、とても社長には見えない。考えてみれば、人間とAIの共存や悪意による操作など、現実的でむちゃくちゃシリアスな話なのだが、そんな状況でも或人はついギャグを言う。それがまったく面白くないのである。彼の横にはいつもチャーミングなヒューマギアの社長秘書イズがいて、彼がつまらないことを言うたびに「あるとじゃーないと!」と付け加え、つまらないムードのダメ押しをするのがお約束だ。 ワケその2は、大ベテラン世代の活躍だ。第3話「ソノ男、寿司職人」では、跡取りがなく閉店危機の老舗寿司屋の大将(渡辺哲)が、寿司を握るヒューマギア・一貫ニギロー(内野謙太)の技術をチェック。「まずい!」と完全拒否の大将だが、「(ヒューマギアには心がないから)私の心は折れません」とにっこりし、「一万回握って出直してこい」と言われても「一万回でいいのですか?」平然とする一貫ニギローに次第に心を開くようになる。 一方、第10話「オレは俳優、大和田伸也」では、或人の会社がハリウッドで演技を学んだ二枚目のヒューマギア、エンジ(崎本大海)主演の映画を製作。しかし、共演の大和田伸也(本人)は、記者会見では「絶対セリフを忘れない」とエンジを称えたものの、アドリブに対応できないエンジに対して「芝居ってのは人間と人間のぶつかり合いなんだよ」といらだつ。敵はそんな大和田に目をつける…。 渡辺哲69歳、大和田伸也72歳。もうひとり、或人が心のよりどころにしているヒューマンギアの開発者にして飛電インテリジェンス創業者、祖父・是之助の西岡徳馬は73歳である。オダギリジョー、佐藤健らが主演した平成仮面ライダーたちは、番組ファンのこどもたちの親世代を魅了したと言われるが、「仮面ライダーゼロワン」は、大ベテランを呼び込んで、こどもたちの祖父母世代にも親しまれるようアピールしているのかも。もしかして或人のおやじギャグもその一助!? クリスマスも間近。ちょっと深読みもしたくなる。
2019.12.01 07:00
NEWSポストセブン
藤岡弘、が選ぶ印象的な「平成仮面ライダー」は誰?
藤岡弘、が選ぶ印象的な「平成仮面ライダー」は誰?
 イケメン俳優の登竜門・仮面ライダーシリーズ(テレビ朝日系)は、佐藤健やオダギリジョーなど人気俳優を多数輩出。昨年12月に公開された映画『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』も大ヒット中だ。 そんな中、先日ランキングサイト「ランキングー!」にて発表された「カッコイイと思う平成仮面ライダー俳優ランキング」。平成を彩ったイケメンライダーたちを、当時のお宝写真とともに振り返ろう!第1位佐藤健(29才)仮面ライダー電王(2007年) 昨年は連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)や大ヒットドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)に出演し、再び脚光を浴びた佐藤。『電王』を「ぼくの原点」と語り、現在公開中の『平成ジェネレーションズFOREVER』にも出演している。第2位オダギリジョー(42才)仮面ライダークウガ(2000年) 平成仮面ライダーシリーズ第1作の主人公を演じたオダジョー。今年公開される映画『ある船頭の話』で初めて監督に挑戦する彼だが、当時から演技にかける熱量は凄まじく「リアルな芝居をしたい」と体当たりで撮影に挑んでいた。第3位竹内涼真(25才)仮面ライダードライブ(2014年) シリーズで初めて自動車を運転するライダーだった『ドライブ』。熱血な主人公を演じた竹内は、連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)でブレークを果たし、今や世代を問わない大人気の俳優に成長。2017年には2ndソロ写真集が男性写真集No.1の売り上げを記録した。第4位福士蒼汰(25才)仮面ライダーフォーゼ(2011年) 竹内同様、朝ドラでブレークした福士。『フォーゼ』では、爽やかなイメージの強い彼のレアなリーゼント姿を見ることができる。共演した吉沢亮とは今でもいい関係が続いていて、2018年に映画『BLEACH』で再共演した際、「当時から波長が似ていた」と明かした。第5位水嶋ヒロ(34才)仮面ライダーカブト(2006年) 現在は小説、コンテンツプランニング、起業…と幅広い分野で活動する水嶋。彼が演じた『カブト』は“昆虫”という王道モチーフながら“俺様系”な性格。枠にとらわれない水嶋らしい、新しいライダー像を作りあげた。第6位吉沢亮(25才)仮面ライダーフォーゼ(2011年) 連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)、映画『キングダム』と話題作への出演が控える吉沢は、福士演じるフォーゼの仲間“仮面ライダーメテオ”を熱演。クールな印象とは裏腹に、撮影中には肝の据わったアドリブを見せ、福士を驚かせていたとか。 第7位菅田将暉(25才)仮面ライダーW(2009年) 仮面ライダー史上最年少で主演の座を射止めた菅田。15才にしてミステリアスな美少年・フィリップを堂々と演じきった。現在放送中のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)でも、ますます洗練された演技力を見せている。第8位瀬戸康史(30才)仮面ライダーキバ(2008年) 2018年にドラマ『海月姫』(フジテレビ系)で圧巻の女装を披露した瀬戸。当時からそのかわいらしさは健在で、『キバ』の放送当時は「ぼくは乙男(オトメン)第一号」と語っていた。見た目のかわいらしさとライダーとして戦うカッコよさのギャップで人気に!第9位高杉真宙(22才)仮面ライダー鎧武/ガイム(2013年) 2018年には5本、今年も現在公開中の『十二人の死にたい子どもたち』をはじめ、4本の映画に出演する高杉。『鎧武』では二面性のある“仮面ライダー龍玄”を見事に演じた。第10位犬飼貴丈(24才)仮面ライダービルド(2017年) 新垣結衣主演ドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)のダメ社員役で注目を集め、今年は連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)にも出演。人気も知名度も右肩上がり中の犬飼は、「平成仮面ライダー史上最高のIQを持つ天才物理学者」を演じた。役に入り込むあまり、撮影中は自分と役柄が混同するような感覚に陥ったとか。◆ヒーローは死なない!女性セブン独占! 藤岡弘、がライダー論を激白!「女性セブンさんから『藤岡さんが選ぶ、平成仮面ライダーベスト5を教えてください』という依頼が来た時、最初は断ったんですよ。一緒に仕事をしてみないとわからないし、人に順位をつけるなんておこがましいじゃないですか。 でも、印象的なかたを挙げるなら…細川茂樹くんと半田健人くんは非常に礼儀正しく、探究心を持った青年だった。竹内涼真さんは謙虚な若者。西銘駿くんはどんなことにも前向きに戦っていた。少なくとも、ぼくがお会いしたライダーはみなさん、可能性と強運の持ち主。お会いしていない人たちも、素晴らしい素質を持っていると思う。 ぼくはね、今も石ノ森章太郎先生の『仮面ライダーは永遠に死なない』という言葉が心に残っています。ヒーローというのは子供たちの胸に生き続けるものですから」※女性セブン2019年2月21日号
2019.02.10 07:00
女性セブン
山口達也が契約解除で「DASH村」大黒柱の後釜がいない…
山口達也が契約解除で「DASH村」大黒柱の後釜がいない…
 ジャニーズ事務所を契約解除となり、TOKIOの“元メンバー”となった山口達也(46)。騒動の影響を最も受けているのが、4年連続で年間視聴率三冠王を達成し、目下敵なしのはずの日本テレビだという。日テレは7日、山口が出演する全番組からの降板を発表したが、『ZIP!』の関係者はこう明かす。「山口が降板するのか、後任が誰か、といった情報は現場のスタッフには全く知らされていませんでした。上層部がバタバタしているという様子だけはわかるが、スタッフの間では、“後任はジャニーズ事務所から出すらしい”という噂が一人歩きしていた」 さらに影響が大きいとみられているのが、「山口が“大黒柱”としてフル稼働していた」(別の日テレ関係者)という『ザ!鉄腕!DASH!!』だ。「4年連続の三冠王への貢献度でいえば、日曜19時~のゴールデン枠で15%ほどの数字が取れる『鉄腕DASH』の功績は大きい。とくに『DASH村』の企画では、農作業の収穫や動物の飼育などで山口がフル稼働し、多くのファンから“アイドルじゃなく、完全に農家の人”と言われるほどだった。 それだけに、山口が抜けた4人のメンバーだけでは“村が立ち行かない”という声も聞こえてきますが、現段階では総集編を放送して、視聴者の反応をうかがいながら今後の番組について考えていくしかない。何も決まっていないような状態です」(同前) 人気番組のピンチにも“ほぼ無策”だというのだ。そこで、「思い切ったテコ入れをしてみては」と提案するのは、漫画家の杉作J太郎氏だ。「番組ファンは、大自然に溶け込んで頑張っているTOKIOが見たいんじゃないですか。『DASH村』よりもっと過酷な環境の、ジャングルみたいな山に籠もって、何日間かサバイバル生活をしてみるのはどうでしょう。大自然で強みを持つメンバーが抜けて不安があるなら、ゲスト隊長に藤岡弘、さん(72)をお呼びして、探検隊をやってみるとか。自然の中で自分たちを見つめなおしてみてもいいんじゃないか」“農家の人”から“探検隊”へ──死角なき一強に生まれたまさかの事態には“劇薬”が必要なのかもしれない。※週刊ポスト2018年5月25日号
2018.05.15 07:00
週刊ポスト
藤岡弘、壮絶下積み時代を語る「東京の雀に泣いたあの日」
藤岡弘、壮絶下積み時代を語る「東京の雀に泣いたあの日」
 観客動員数100万人を突破した映画『帝一の國』。主演の菅田将暉(24才)をはじめ、竹内涼真(24才)、志尊淳(22才)ら、仮面ライダーや戦隊レンジャーが勢揃いしていることでも話題に。この“平成ヒーロー”ブームの礎を作ったのは、この男−−藤岡弘、(71才)が仮面ライダーになるまでの知られざる苦労を語った。  * * * 東京都内の閑静な住宅地にある、藤岡の事務所。約束の時間に訪ねると、ロケ地から自分で運転して帰ってきたという藤岡とばったり。黒々としたウェーブヘアと、シュッとしたジーンズ姿は、’65年のデビュー当時から何ひとつ変わっていないように見える。「ようこそ!」 武道家の彼らしく、きっちり頭を90度に下げる。しかしそんな藤岡の顔には犬の毛が…。「わっはっはっは! すみません、犬(テレビの収録で出会った甲斐犬)を飼っているもんでねえ」 キリッとした表情から、犬の話で途端にデレデレ。和やかなムードの中、取材は始まった。「仮面ライダーの初回放送(’71年4月3日)は、絶望的な状況で迎えましたね。大事故の後でしたから、病院のベッドで身動きもできず、医師からは俳優業への復帰はほぼ不可能だと言われていました。当時25才、念願のアクション作品に主演として取り組む喜びの矢先の出来事でした」  決して大げさな話ではない。映像に魅せられ愛媛から19才で上京した藤岡にとって、“俳優”こそすべてだったからだ。演劇学校に入るも、なまりを笑われ、劣等感の塊だった。食べることに必死で、バイトのかけもちのしすぎで睡眠不足となり、結局俳優学校は卒業できなかった。「上京当初は野宿もしていたし、3日4日食べなくて空腹で倒れそうなこともよくありました。下宿先ではまわりが畑だったので、虫食いとか傷ものとか、捨ててある野菜くずを拾ってしのいでいて。でもそれだと体力が持たないんですよ。たまに魚屋さんで捨てる部分を譲ってもらったりしてね。 そんなときに東京でも雀を見つけて、これだ!って捕まえて。しかけは得意なんでね(笑い)。田舎の雀は米食ってるからみんなぷくぷく太って丸々として、焼き鳥にするとうまいんですよ(笑い)。でもその捕まえた東京の雀が、なんともみすぼらしくて。やせこけてボロボロで、生ゴミがくっついてて、くさいんです。ショックでしたね。で、気づいたんです。これ、おれじゃないか!と。おれもゴミ箱漁ってるじゃないか!と。自分の姿とだぶって苦しくなって、結局、逃がしましたね」 そんな壮絶な下積み時代を経たからこそ、強烈な印象を残す俳優となった。「すがったり、頼ったり、相談する人がいないわけです。飢えて、未来に夢もない状況で、生きるためには戦わないといけないという追い詰められた状況だった。だからあの頃の自分は飢えた狼みたいでしたよね。食いつくような目も、芝居をしているんじゃないんです。自分が苦しいから叩き出していたんです。でもそれが個性だと言ってもらえるようになった。仮面ライダーも追い詰められた結果、大ヒットにつながったわけで。すべて災い転じて福となす、なんですよ」 今でもハングリー精神は健在。若い俳優と一緒になっても、謙虚に、貪欲に役に対峙する。その全力投球ぶりが、若手を刺激しているのだ。「そういってもらえると光栄だよね。でも恥ずかしいかな、昔の性分がまだ抜けない部分があって。食べ物を残せないから魚は骨まで食べて頭も残さないし、よくマネジャーにギョッとされてます。そんな男です。はっはっは(笑い)」●藤岡弘、(ふじおか・ひろし)俳優、武道家。’46年2月19日、愛媛県久万町(現・久万高原町)生まれ。’65年に松竹映画で俳優デビュー、’71年放送開始の『仮面ライダー』の本郷猛役で一躍スターに。国際俳優としてUSA映画でも主演。『藤岡弘、探検隊』TVシリーズや『せがた三四郎』のCMなど、世代を超え人気を博す。ライダー時代から、国内外のボランティア活動も積極的に行なっている。180cm、82kg。撮影■関谷知幸 取材・文■辻本幸路
2017.05.30 16:00
NEWSポストセブン
元祖ライダー藤岡弘、「ヒーローは一生かけて背負うもの」
元祖ライダー藤岡弘、「ヒーローは一生かけて背負うもの」
 戦隊ヒーロー出身の俳優たちの活躍が注目を集めている。菅田将暉(24才)、志尊淳(22才)、竹内涼真(24才)、他にも、千葉雄大(28才)、松本岳(24才)など、20代の若手俳優の多くがヒーロー経験者だ。そんなヒーロー出身俳優に元祖仮面ライダー藤岡弘、(71才)はこう語る。 * * * 何事も初めてっていうのは苦難がつきものだけど、『仮面ライダー』(1971年)は、誰もヒットするなんて予想していなかったですよ。 だから撮影も工事現場みたいなところを使って、満足に揃わない機材で始まったんです。予算もないからスタントマンもいなくて、すべて自らやらざるを得ない状況でした。仮面をかぶると視野が狭くなって、遠近感がなくなる。 その状態で高いところから飛び降りたり、崖っぷちを二輪車で走ったりするのでけがも絶えなかった。新境地を求め、すべてにハングリーな状況のなか、オーディションでやっと得た役ですから、逃したくない。命をかけ、必死でした。 実際バイクがスリップし数十メートル吹き飛ばされてしまって生死をさまよったこともありました。1年間の戦線離脱の間は、ぼくがショッカー退治のためヨーロッパに行った設定となり、仮面ライダー2号・佐々木剛くん(70才)が登場してくれた。その時、バイクに乗れない佐々木くんによって変身ポーズが生まれ、ぼくが復帰した時は、1号と2号がダブルライダーとして揃って、最高視聴率をマークしたわけで。全部“災い転じて福となす”なんです(笑い)。 ノースタントを貫いたのはぼく自身、幼少期に鞍馬天狗を見て感動した原体験があったから。子供の番組だからといってばかにしちゃいけません。 子供こそが未来をつくる“宝”。子供は純粋ですから、その時の感動を一生持って生きていきます。だからそのカギを握るヒーローも一生かけて背負っていくべきだと思います。 ぼくの時代と今の時代は違うから押しつけるつもりはない。でも、私は今も己磨きの旅の途中。まだまだ未熟者なので、これからがぼくの俳優としての真価が問われるなと思っています。撮影/関谷知幸※女性セブン2017年6月1日号
2017.05.22 16:00
女性セブン
仮面ライダーシリーズ、不景気でイケメン起用の流れに
仮面ライダーシリーズ、不景気でイケメン起用の流れに
 同名漫画を原作とする映画『帝一の國』のテーマは、命がけの生徒会選挙。学園内の政権闘争コメディーという、一風変わった設定だ。主演は今をトキメク菅田将暉(24才)。彼を、猫のようにズル賢くも愛くるしく支えるクラスメート役が志尊淳(22才)。ともに切磋琢磨するよきライバル役に竹内涼真(24才)、他にも、千葉雄大(28才)、松本岳(24才)…と、ここまで名前を聞いて、ピンときたかたもいるだろう。彼らの“出身”は、仮面ライダー、あるいは戦隊レンジャーなのだ。 そんな元ヒーローたちを前に、そうでない出演者たちはいかんともしがたい思いを抱えているようだ。菅田を敵対視する“謀略の男”役の野村周平(23才)もその1人。 元スノーボーダーの野村は、デビュー前、中学生ながらも数々の大会で上位入賞を果たす有名人だった。2009年、『アミューズ』のオーディションでグランプリを受賞し、あっという間に人気スターとなった。 その野村が、先日“帝一軍団”として出演した『VS嵐』(フジテレビ系)に、こんなシーンがあった。 竹内「進路をどうしようかって考えた時に、ぼく、ヒーローが大好きなんですよ。ヒーローになりたくて、とりあえず、仮面ライダーになろうと思って、オーディション受けて仮面ライダーできて」 すかさず菅田が「おれもヒーローやで」と言った。 菅田は『仮面ライダーW』で、竹内は『仮面ライダードライブ』。それに続いて志尊が『烈車戦隊トッキュウジャー』、千葉は『天装戦隊ゴセイジャー』だったと胸を張った。 すると野村が、悔しそうに「そんな偉い? ライダーとかレンジャーやったら」とボヤく。櫻井翔(35才)が「穏やかじゃねぇぞ」とはやし立てるなか、竹内が「やっておくと、やっぱりお母さんたちの…」とライダーになった理由を続けようとするや、菅田がさっと制止した。「答えんでええねん。戦争になるから」 仮面ライダーシリーズは、1971年に、石ノ森章太郎原作・東映制作による特撮テレビドラマシリーズとしてスタートした。その後、「5人の仮面ライダー」として、1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』が制作され、その後仮面ライダーとともに、スーパー戦隊シリーズとして子供たちに絶大な人気を誇っている。「でも、ずっと順調だったわけではない」と言うのはあるテレビ局関係者。「実際何度か放送は中断されています。今ではCG処理が当たり前になっていますが、昔は特殊技術や着ぐるみなどで撮影に膨大な費用がかかりました。その上、バブル崩壊で不景気となり、一方で少子化も深刻化しました。それでも、ヒーローものの復活の声は根強く、2000年に復活することになったんです」 しかしお金の問題は依然として大きなネック。特撮ということに加え、3か月クールのドラマと違い、1年間の放送となるため、主演俳優のギャラも1年分支払わなければいけないからだ。前出のテレビ局関係者が続ける。「制作サイドはそのことを逆手にとりました。すでにスター俳優になっていたら、ギャラもかさみますから、イケメン新人を起用しようとなったんです」 そうして作られたのが2000年の『仮面ライダークウガ』。主演はオーディションで選ばれたオダギリジョー(41才)。これがオダギリの出世作となったが、彼は幼少期より特撮番組になじみが薄く、「リアルな芝居がやりたくて俳優になったから特撮はやりたくない」とこぼしていた。 子供の頃から仮面ライダーを見ては胸を高鳴らせていたというコラムニストの今井舞さんはこう説明する。「今でこそ、ヒーロー出身であることは、輝かしい経歴で、“われこそは”とみなさん公言されますが、それは市民権を得たから。オダギリさんの頃は、まだちょっと、みっともない経歴と扱われがちでした。 でも彼のブレーク後も、シリーズで主演した俳優たちがどんどんブレークしていくことから、市民権を得て、新人俳優の登竜門となったんです。ちょうど女優にとっての朝ドラと同じ位置づけですね。見ている方も、誰の息もかかっていない若いイケメンが発掘できる、宝探しのようで、ドキドキワクワクする番組となっている」 こうした平成ヒーローは、元祖仮面ライダーの藤岡弘、(71才)に象徴されるような昭和ヒーローとは正反対だ。「昔は男っぽい、男が男に惚れるようなタイプでしたが、オダギリさん以降は、お母さんが見てもウットリできるようなタイプになっている」(今井さん)※女性セブン2017年6月1日号
2017.05.21 16:00
女性セブン
『真田丸』出演者インタビューまとめ by NEWSポストセブン
『真田丸』出演者インタビューまとめ by NEWSポストセブン
 2016年1月10日にスタートし、同年12月18日に大人気のまま幕を閉じたNHK大河ドラマ『真田丸』(主演・堺雅人)。 今も「真田丸ロス」という読者のために、過去にNEWSポストセブンで報じた『真田丸』主要キャストたちのインタビューをお届けする。(2017年1月15日更新)主人公・真田信繁と真田一門【真田信繁(幸村):堺雅人】『真田丸』の撮影終わり「家に無事帰れた安堵あった」――クランクアップ、お疲れさまでした。堺:長い旅行から帰ってきたという気分です。旅が終わるのは淋しいんですけど、家に無事に帰れた喜びと、安堵がありましたね。今は、ご飯を作って食べて、風呂を沸かして入ってという普通の生活を、新鮮な気持ちでやっています。1年2か月という長い撮影は生まれて初めてでしたし、今回の撮影をよく旅に例えていたのですが、考えてみると1年2か月も旅行をしたことはありませんでした。本当に得難い経験をさせていただいたなと思います。「8か月あれば、400年残る何かができるのかもしれない」――信繁の人生の中で、1番輝いていたのは大坂の陣?堺:そうですね。入城してから死ぬまで、たった8か月。そこで真田幸村は有名になったわけです。人生ってそんなもんだなって気もするし、8か月あれば、400年残る何かができるのかもしれない。【信繁の父・真田昌幸:草刈正雄】「真田昌幸は40年の俳優人生でやっと出会った役」草刈:俳優という仕事で、本当にやりたい役をいただけるのは10年に1本あるかどうか。ぼくの場合は、40年の俳優人生でやっと出会ったと思えるくらい、この真田昌幸という役にのめり込んでいます。もしもみなさんが魅力的だと思ってくださるのだとしたら、それはぼく自身が心からこの作品を愛しているという気持ちが、テレビ画面を通して伝わっているからじゃないかと思いますね。「大泉さんは役者として本当に凄い。堺さんは緻密」草刈:大泉さんは役者として本当に凄い。プロフェッショナルです。あんな生真面目な顔は他の作品では見たことないですもんね。堺さんは緻密です。リハーサルでもよく質問していますし、そこまで考えるのかというくらい、気合いが入っていますよ。ここまで共演者とワクワクするリハーサルはありません。その楽しさは、堺さんも大泉さんもビシビシと感じていると思います。「性格的にはあんなに豪快なおじさんじゃない(笑い)」――昌幸と草刈さんは、似ているところがあるそうですね。草刈:そうですね、台詞で「わしは勘で生きている」というのがあるんですけど、ぼくも同じで、直感があるんです。台本を読んでいて、やりたいこととか、したいことが、パッと頭に浮かぶんですね。それが昌幸と似てるところです。でもそれくらいで、性格的にはあんなに豪快なおじさんじゃない(笑い)。【信繁の兄、信之(信幸)の正室・稲:吉田羊】大泉洋に“元妻”と名前を間違えられた吉田:大泉さんとのエピソードでいえば、地震の後に信幸さんが「稲、大丈夫か」って抱きしめてくれるシーンがあったんですけど、リハーサルで大泉さんが「おこう!」って私に言ったんです。元妻の名と間違えられて、普通に悔しかったです。「今なんて言った?」って言ったら、「本当にすみませんでした」って、大泉さん土下座してました。その後、「すごい素直に出ちゃいました」って、また余計なことを言うんですよね(笑い)。【信繁の義兄・小山田茂誠:高木渉】『真田丸』で話題の49才新人俳優・高木渉の素顔主人公信繁の義兄・小山田茂誠を演じる高木渉。初登場以来、そのインパクトの大きさから「この人は一体誰?」と彼の名をネットで検索する人が急増。高木:三谷さんからも同じ時期に“来年のスケジュールあいてる?”と言われて。今から映像の世界って右も左もわからないけど、もう何としてもやりたいっていう気持ちが沸き上がってきましてね(笑い)。【真田家家臣・出浦昌相:寺島進】役作りでは「能をヒントにした」――役作りで大切にされた点は?寺島:能の芝居にヒントを得ました。能面って表情が変わらないじゃないですか。でもシチュエーションによって、喜怒哀楽をお客さんが感じる。出浦もなるべく、表情を崩さないように心掛けています。豊臣家と豊臣一門【豊臣秀吉:小日向文世】「半分笑っている目をしている堺くんはぼくと似ている」小日向:ぼくの意図してないところで、笑っているようで目が笑ってないと言われるんです。目の奥が笑わない芝居って、難しいですけどね(笑い)。きっと、秀吉の裏の部分を視聴者がわかっているから、笑っているようで実は相手の心を見抜いている、と想像してくれるからじゃないかと思う。ってことは、三谷さんの本の力かな(笑い)。どこか、いつも半分笑っている目をしている堺(雅人)くんは、ぼくと似ていると思います。でもそれが、怒ると怖い。だから堺くんも、怒りに身を震わせるシーンは怖くなると思います。鈴木京香と3回目の夫婦役「もっと仲の良いシーンが欲しかった」小日向:京香さんは夫婦役3回目なんです。いつも素敵だと思っているんですけど、今回の寧は、本当に似合ってましたね。もっと秀吉と寧の仲の良いシーンが欲しかったです。さっき竹内(結子)さんと会ったんですけど、改めて、やっぱり綺麗だなと思いました。今日は茶々が源次郎(堺雅人)の手に触るシーンを撮るんですよね。それがちょっとムカッてきています(笑い)。【秀吉の正室・寧:鈴木京香】秀吉の臨終で微笑んでしまい「腹黒い女に見える」と心配鈴木:殿下(秀吉)が亡くなる寸前なのに、微笑んでしまったんです。視聴者の方に、腹黒い女に映っていたらどうしようと思いました(笑い)。あんなことも、こんなこともあったわねと思いながら小日向さんを見ていたら、自然に笑みがこぼれてしまって。【豊臣家家臣・大谷吉継:片岡愛之助】実在の人物演じるときは墓参りを心がける――今年の3月、関ヶ原にある吉継の墓参りをされていましたね。愛之助:歌舞伎でもそうですけど、実在の人物を演じるときには、お墓参りに行っておきたいものなんです。逆に言うと、行かないと大変な目に遭うときもあります。【細川忠興の正室・玉:橋本マナミ】長澤まさみとの秘話「下着を脱いで貸してくれました」橋本:長澤さんとのエピソードでは、印象的なアクシデントがありました。私の着物のお尻の部分が破けていて、それを長澤さんが見つけてくれたんです。「なにかはいてますか?」って聞かれたんですけど、私は何もはいていなくて。そうしたら、自分がはいてる下着を脱いで、貸してくれました(笑い)。【牢人衆・後藤又兵衛:哀川翔】現場でクワガタを捕まえる――ロケ現場でも、虫を捕まえたそうですね。哀川:たまたま水飲み場にノコギリクワガタがいたんです。みんな捕るなって言うけど、俺の家にいた方が幸せだから持って帰ったんだよ。俺の家、虫のオアシスなんだもん(笑い)。徳川一門と北条家【徳川家康:内野聖陽】家康の役作りで「実は臆病」見せるのに苦労した内野:『真田丸』の家康は、簡単にいうと、鬼退治の鬼のような存在かなと考えていたんです。すると三谷(幸喜さん)さんが、臆病で慎重で気の小さい男として家康を描いていたので、非常に戸惑いました。当初は手探りで演じてましたが、三谷さんから「とてもよかった」とメールが来たので、安心したのを覚えています。【家康の側室・阿茶局:斉藤由貴】「家康役の内野さんは、ほんっとうにバカなんです(笑い)」斉藤:家康役の内野さんは、ほんっとうにバカなんです(笑い)。ただのバカじゃなくて、役者バカなんですよ。徹頭徹尾、芝居のことしか考えてない。自分がどうしたら、家康としての役柄を深められるか、120%そのことしか頭にないと思うんですよ。完全に芝居に魅入られちゃってるんだなって、見ていて面白いです。【徳川家家臣・本多忠勝:藤岡弘、】本田忠勝には出演前から惚れこんでいた藤岡:この武将は偉大だな、なんでこの人の名前が世に出てこないんだろう、とかねがね思っていたのが本多忠勝公だったんです。ずいぶん前に房総にある大多喜城に行ったときから忠勝に興味を持ち、資料を読んで惚れ込んでいた武将でした。人を裏切らず、欲にかられず、忠義の知将でもある。こういうリーダーこそ組織にいて欲しい人間だと思っていたんです。だから、「是非とも」とオファーがきたときはびっくりしたし、三谷幸喜先生の願いと聞き、引き受けたいと思ったんです。【戦国大名・北条氏政:高嶋政伸】三谷脚本は「練習するとわからなくなる」――北条氏政は演じやすい人物だった?高嶋:三谷さんの台本は一見やりやすい印象があるんですけど、練習を重ねていくと、途中でわからなくなっちゃうんです。内野(聖陽)さんも言っていたんですけど、「一口目はとってもおいしいんだけど、そこからだんだんわからなくなる」。ぼくもその通りだなと思います。すごい大音量と静寂とか、生と死、名誉とスキャンダル、愛と憎しみとか、対極にあるものが一緒くたになっているような人物で、こりゃ大変な役を受けちゃったなと。
2017.01.15 07:00
NEWSポストセブン
『真田丸』吉田羊 役名間違えて土下座した大泉洋の秘話語る
『真田丸』吉田羊 役名間違えて土下座した大泉洋の秘話語る
 豊臣秀吉という天下人の死により、真田親子の運命が大きく揺らいだ――。いよいよ親子が敵味方にわかれる関ヶ原の戦いが近づき、盛り上がりを見せるNHK大河ドラマ『真田丸』。この戦いの最中、女性ならではの機転や豪傑さを見せるのが、真田信幸の妻・稲(小松姫)だ。稲を演じる吉田羊が、夫役の大泉洋とのコミカルなやりとりや、主演・堺雅人絡みのちょっと意外なエピソードを語った。――稲役のオファーが来たときの感想は?吉田:三谷(幸喜)さんから直々に連絡をいただいて、稲がどんな人物か、家系図のような感じで詳しく教えてくださったんです。私は『真田丸』で大河ドラマは3回目ですけど、これだけ長い人生を演じるのは初めてなので、やっとこういう役をやれるなという嬉しさがありました。 一緒にお仕事をしたことがある三谷さんだからこそ楽しみでしたし、三谷さんは基本的に当て書きなので、吉田だったらこういう風に演じるんじゃないかという思いで書いて下さると思ったので、その安心感も大きかったです。――三谷さんのこれまでの脚本の印象は?吉田:基本は役者のことをすごく大事にしてくださっていて、愛してくださっているなという印象です。でも、三谷さんの頭の中にその役ができ上がっているので、その通りにやってもつまらない。そこを超えていきたいという思いが、俳優としてはあるんです。 三谷さんの脚本は、書かれているものをそのまま演じれば、間違いなく面白いんです。だけど、それで終わるわけにはいかないというか。俳優としての想像力、演技力が鍛えられる作家さんだなと感じます。 今回の『真田丸』に関しては笑いの要素は少なめではありますが、三谷さんはコメディを得意とする方ですよね。戦物語の中でもクスッと笑わせたいという意図の見えるシーンもあります。そうであれば演じる方も、三谷さんを笑わせたいという思いがわくわけです。――三谷さんのイメージ通りではつまらないというところで、なにか手ごたえは?吉田:まだないです。ただ、セリフの“間”についてメールでダメ出しがきたことがあって、次こそは! と思いましたね。――三谷さんから、こう演じてほしいという要望は?吉田:特にありません。むしろ『真田太平記』(NHK)とか、小松姫に関する本や映像作品などは見なくていいです、と言われました。「今回ぼくが作り出す世界は、今までやってきたものとは全く違うものになるでしょうし、羊さんがやれば小松姫になりますから」って。でも、ちょっと調べちゃったんですけどね(笑い)。――小松姫はどんな人物だと思いますか?吉田:一見冷たく見えますが、内に芯の強さや熱いものを秘めています。真田家の家族愛に触れて、真田家を守り抜いた良妻賢母として変わっていくので、俳優としてもやりがいがあります。――藤岡弘、さんのお父様ぶりは?吉田:芝居以外のところでも、「おはようさん」って声をかけてくださって、24時間私の父でいてくださるんだなと愛情を感じます。俳優・藤岡弘、さんとしても、父・本多忠勝としても、現場にいらっしゃるだけで安心感があります。 藤岡さんが孫を抱っこするシーンを撮ったのですが、台本上に「忠勝の顔を見た瞬間、火がついたように泣く」と書いてあって、そううまくいかないよねと思ったんです。だけど子供が藤岡さんを見た瞬間、うわあと泣きだして、なんとリアルな芝居かと(笑い)。持ってらっしゃいますね。――稲は薙刀を使っていますが、藤岡さんからアドバイスはあった?吉田:薙刀の先は本物の刀なので、すごく重たいんです。振り回すと重たい方向に体が引っ張られて重心がぶれるので、「丹田に力を入れて腰を低くするんです」と、専門的なことをアドバイスしていただきました。――堺雅人さんの印象は?吉田:堺さんには殆ど会わないんです。ずっと堺さんとは共演したいと思っていたので、一ファンとして見ちゃっているところがありますね。実は、『篤姫』(NHK)で堺さんが演じた徳川家定公が大好きで、携帯の待ち受けにしていたことがあるんです。電車の中で待ち受けを高校生に見られて、笑われるという経験があります(笑い)。――夫・信幸役の大泉洋さんは、いかがですか?吉田:大泉さんとは、すごく波長が合います。それはお芝居でも雑談でもそうですけど、打てば響く人なんです。こっちがそう返してほしかったというツッコミを確実にしてくれるのは、とても気持ちがいいですね(笑い)。 最初の頃、徳川家康を前に、2人で顔を見せるシーンがあったんです。各々が名前を名乗って同時に顔を見るという演出だったんですけど、2人でカウントを相談したわけじゃないのに、同じタイミングでピタッと顔が上がったことがあって、その時はすごく嬉しかったです。この人となら夫婦になれるというか(笑い)。 顔を上げた時の大泉さんの顔がハンサムに見えてしまって、小松姫は信幸と目が合った瞬間に「この人、素敵」って思ったのかなって考えた瞬間でした。それ以降も小松姫が冷たく見えるのは、ツンデレのツンですね(笑い)。――大泉さんはコミカルな部分を封印されていますね。吉田:ギャップ萌えといいますか、普段ふざけている人が真面目な顔を見せるとキュンとします(笑い)。でも見ていると、大泉さんは必死にコミカルな部分を押さえてるなと感じますよ。本当はもう1回たたみかけたいところを飲みこんで、台本通りにやってらっしゃるのかなって(笑い)。 大泉さんとのエピソードでいえば、地震の後に信幸さんが「稲、大丈夫か」って抱きしめてくれるシーンがあったんですけど、リハーサルで大泉さんが、「おこう!」って私に言ったんです。 元・妻の名と間違えられて、普通に悔しかったです。「今なんて言った?」って言ったら、「本当にすみませんでした」って、大泉さん土下座してました。その後、「すごい素直に出ちゃいました」って、また余計なことを言うんですよね(笑い)。――大泉洋と吉田羊の洋羊コンビ、夫婦漫才のようですね。 吉田:そうですね。大泉さんが一生懸命押さえようとしているところを、私が俳優としてちょっかいを出して、「本当に我慢できるのかい?」と仕掛けるみたいな(笑い)。そういう日々の会話や掛け合いを、史実の2人も楽しんでいたのかもしれないなと、大泉さんとやっていると感じます。――やむなく離縁することになった信幸の元妻・こうと正室の稲。2人の女性の今後のみどころは?吉田:おこうさんに対しては、正室としては気に食わない所もありますけど、おこうさんの言葉に心救われていく部分もあるんです。最終的には、長く侍女としてついてくれた人なので、それだけ自分の傍に彼女を置いたということは、彼女を信頼した証拠だと思います。 おこうVS稲としたほうが視聴者的には面白いと思うのですが、残念ながら、心を通わせていきます(笑い)。ただ、そこには正室と侍女という敢然たる身分の差があって、特に子供が生まれた後に顕著になっていくんです。ゆくゆくは誰の子が真田家を継いでいくのかと言う問題もありますから。 同じ男性を愛したと共感する部分もあり、同じくらい嫉妬する部分もあり。でも人としては、おこうさんに心を許していたんじゃないかなと思いますね。それも含めて、2人の複雑な女心を、ぜひ見ていただきたいと思います。【吉田羊(よしだ・よう)】2月3日生まれ。福岡県出身。学生時代に初舞台を踏み、舞台女優として活躍。2007年、活躍の場を映像に。2014年、『HERO』(フジテレビ系)で、クールな女性検事を演じ注目を集める。2016年10月『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(関西テレビ・フジテレビ系)主演。◇NHK大河ドラマ『真田丸』毎週日曜、NHK総合20時、BSプレミアム18時放送。後世に真田幸村の名で「日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」と評されることになる、真田信繁の成長物語。三谷幸喜脚本。
2016.09.01 16:00
NEWSポストセブン
大河偏愛芸人・松村邦洋が選ぶ『真田丸』名場面BEST5
大河偏愛芸人・松村邦洋が選ぶ『真田丸』名場面BEST5
 大河ドラマの大ファンとして知られる松村邦洋(49)は、現在放送中の『真田丸』も「史上屈指の作品になること間違いなし」と太鼓判を押している。そんな彼が心に残るシーンをセレクトした!【1位/三成と清正の「水垢離」】「脇役の2人ですが、男気を感じてベストシーンに選びました。石田三成(山本耕史)と加藤清正(新井浩文)は、仲が悪いように見えて、実は真の友情で結ばれている。2人の今後が楽しみ」(松村。以下同)【2位/呂宋助左衛門 38年ぶり登場!】「大河ドラマファンには感慨深いシーン。1978年の『黄金の日日』で呂宋助左右衛門を演じた松本幸四郎さんが、全く同じ役で登場した。年を重ねた松本さんの姿を見ると、大好きな作品が長い時を経て蘇ったようで感動しました」【3位/昌幸の“大地震予知”】「まさに三谷幸喜さんらしいコミカルな演出です。真田昌幸(草刈正雄)が『富士山か浅間山が噴火しない限り武田の家は安泰』といった次の瞬間、浅間山が噴火した(笑い)。このときの信繁(堺雅人)と信之(大泉洋)の演技のテンポも良かった。この軽妙なリズムが『真田丸』の面白さの真骨頂です」【4位/清水ミチコの「ブサイク姫」】「旭姫役の清水ミチコさんから『旭姫ってどんな人?』って電話があったんです。『ブサイクで可哀想な最期を迎えます』って伝えたら、『騙された!』って笑ってましたが、実際にドラマを見たらあのインパクトは凄かった。さすがのエンターティナーぶりです」【5位/本多忠勝の「鬼父」ぶり】「本多忠勝の描き方も三谷さんらしい。娘の稲(吉田羊)を心配するあまり輿入れ衆に紛れて様子を窺うところが面白い。『草燃える』(1979年)でしたたかな三浦義村をシリアスに演じた藤岡弘、さんが、忠勝役でコミカルな演技をしている意外性がたまりません」※週刊ポスト2016年9月2日号
2016.08.28 16:00
週刊ポスト
『真田丸』出演の寺島進 役作りでは「能をヒントにした」
『真田丸』出演の寺島進 役作りでは「能をヒントにした」
 堺雅人主演、豪華キャストと三谷幸喜の脚本で人気のNHK大河ドラマ『真田丸』。31回(8月7日放送)では、本多忠勝(藤岡弘)と出浦昌相(寺島進)の大立ち回りが見どころのひとつ。そこで寺島進(52才)に、出浦の魅力や、三谷と交わされた裏話などを聞いた。――出浦が真田昌幸(草刈正雄)に忠義を尽くす姿が格好いいと評判です。出浦の魅力は?寺島:三谷さんいわく、『真田丸』の登場人物の中で一番、戦場で人を殺めているのが出浦。そして沈黙の中に漲る殺気があって、色気があり、男の孤独感や寂寥感も兼ね備えている、という設定だそうです。筋道が通った粋な台詞をはく、男気のある武将だと思います。――三谷さんと役について話されたことは?寺島:「出浦頑張れ、本多忠勝(藤岡弘、)をやっちまえ」って言ってました。それを聞いた時には、フランクな脚本家だなと思いました(笑い)。エネルギー交換をお互いにさせていただいています。――本多忠勝と大立ち回りのある31回は、大変だった?寺島:全然。自分は殺陣が原点なので、とても気持ちが高まりますね。だからもっと殺陣を増やしてくれと三谷さんに言ったら「なら増やしますよ」って、31回みたいなことになっちゃった。お楽しみに(笑い)。――三谷さんの脚本をどのようにご覧になっていますか? 寺島:人間臭くていいですね。時代劇を現代劇に置き換えているような。どこかで向田邦子さんの世界があったり、久世光彦さんの家族愛みたいなのもあるし、いろんなものがミックスされているんですね。三谷さんってすごい勉強している人だから、委ねちゃってます。 三谷さんは大河ドラマ『新選組!』を書いてますよね。まだ三谷さんと出会う前だから、出番がなくて悔しかったんです。それでVシネマで『実録 新選組』を作ったんですよ。それを三谷さんに見てくれって渡したの。 三谷さんはちゃんと見てくれる人で、自分が演じた土方歳三に「この詩をあのシーンで読んでほしかった」とか色々言ってくれて、すごい人だなと思いました。――三谷さんとの出会いは?寺島:映画『有頂天ホテル』にキャスティングされたのが初めて。その時は会話がなかったんですけど、映画『ザ・マジックアワー』で打ち解けて、メールと電話番号を交換しました。――出浦に対して、要望はありますか? 寺島:あまり長台詞はやめて欲しい。覚えるのが面倒だからじゃないですよ(笑い)、寡黙でいたいんです。多分わかってると思うんだけどね。――役作りで大切にされた点は?寺島:能の芝居にヒントを得ました。能面って表情が変わらないじゃないですか。でもシチュエーションによって、喜怒哀楽をお客さんが感じる。出浦もなるべく、表情を崩さないように心掛けています。――出浦は主従関係にある昌幸のどのようなところに惚れているのですか?寺島:男が男に惚れる瞬間に理屈はないし、多くを語らず、阿吽で感じあえるというか。たとえば、昔の任侠映画は、兄貴分や親分に命捧げちゃうわけでしょ。忠誠心が強いほど。 戦国時代を想像すると、仲間だろうがなんだろうが、裏切り合っていたと思うんですよね。そんなドロドロした中で、2人の関係は、簡単に崩れないであろう信頼関係があると思います。――出浦は忍者の頭領ですが、あまり知名度のない武将ですね。寺島:三谷さんと「出浦昌相は無名なんだけど、ぼくと寺島くんとで、頑張って有名にしよう」と誓った原点があります。佐助はもう全国区に知られているアイドルみたいなもの。でも出浦は、自分の役者人生に重なる部分があるんです。 自分は剣友会で斬られ役をしながら、小さい役からだんだん大きい役をいただいて、役の名前と顔が一致するようになってきつつある。そういう発展途上なので、そこが出浦と重なります。「寺島進と出浦昌相の知名度をあげよう」という一心で頑張っています(笑い)。――時代劇の歴史の中、出浦を演じたのは、寺島さんが初かもしれない。寺島:そうですね。出浦昌相は寺島進が元祖なので、次に出浦昌相をやる人たちは二番煎じ。みんなぼくを参考にするでしょうね(笑い)。――出浦が着ていた、赤い羽の衣装が印象的。寺島:モチベーションが上がりますね。着物自体が帯締めるとピッとなるんですけど、着物を着た後に羽織を締めると、出浦昌相になったぞ、というような気にさせてくれるので。赤って燃えるんですよね。自分、勝負パンツ赤ですもん。関係ないか(笑い)。――出浦の反響は感じますか?寺島:『真田丸』の放送を家族で見るんですけど、上さんと娘が「カッコイイ」と言ってくれるのが、すごく自信になりますね。子供は正直なので、情けないコスチュームを着たりする役は、「なにやってるの父さん」と言われるので。――出浦という役は、キャリアの中でも大きなものになりそう?寺島:今52才ですが、これは、自分の父親が亡くなった年齢なんです。すごく大きな数字なので、52才から再スタートだという感じでね。うちの父親が52才以降できなかったことを、息子の自分が頑張らなきゃいけないなと思いますので。――草刈さんと、真田家ゆかりの沼田市行かれましたね。寺島:実際その場に行くと、台本の読み方が変わるね。グッと中に入ってくるようになる。そこから見た山とか空は、昔から景色が変わっていないわけじゃないですか。建物は別としてね。この位置から戦国時代の人は空を見上げていたのかなとか、そういうことを肌で感じられたので、よかったです。また行きたいですね。――地元の盛り上がりは?寺島:凄すぎです。新郎新婦を祝う時、ビールを持って並びますよね、おめとうございますって。沼田市の人たちもビール片手に並んでいて、自分らに注いでくれたんです。注いでは飲んでを繰り返す、お酒のワンコソバ状態だった(笑い)。おかげさまで草刈さんと自分と、また新たな固い心が繋がったかなと思います、お酒の力で(笑い)。【寺島進(てらじま・すすむ)】1963年11月12日生まれ。東京都出身。1986年、松田優作監督『ア・ホーマンス』で映画初出演。1989年『その男、凶暴につき』以降、北野武監督作品の常連となり、活躍の場を広げる。◇NHK大河ドラマ『真田丸』毎週日曜、NHK総合20時、BSプレミアム18時放送。後世に真田幸村の名で「日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」と評されることになる、真田信繁の成長物語。三谷幸喜脚本。
2016.07.24 07:00
NEWSポストセブン

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