芸能

中居正広 膨大な資料読み込んで石原慎太郎と対峙した

石原慎太郎氏とのやりとりが話題になった中居正広

「訳のわからないことを言っていた。とんちんかんだ。2回怒りそうになったよ」。4月12日、五木ひろし(68才)の新曲発表会にゲスト出演した石原慎太郎氏(83才)は、毒舌怪気炎を上げた。

 怒りの矛先は、SMAPの中居正広(43才)。発端は、4月1日放送の『金曜日のスマイルたちへSP』(TBS系)だった。同番組のこの日の特集は、石原氏が田中角栄の生涯を描いた小説『天才』(幻冬舎)について。

 石原氏はスタジオに登場するなり、背後にズラリと並ぶ赤い服を着た女性陣たちを一瞥して、「これどういう人たち?」とのっけから不機嫌モード全開。中居から最近の体調を問われると、「鬱々としている」「死ぬことばかり考えている」とネガティブな発言を繰り返した。

 さらに角栄について、「当時から“天才”と感じていたのか、今だからそう感じるのか」と中居が尋ねると、石原氏は顔を紅潮させてこう言い放った。

「あなたの言うことはよくわからねえなあ」

 この質問に“プッツンスイッチ”が入ったのか、石原氏は以降、「そういうんじゃないよ」と次々と中居の発言を否定。暴言ともとらえられる物言いに不穏な空気も流れた。番組のスタッフが打ち明ける。

「中居さん、事前にプロデューサーから『天才』と角栄に関する膨大な資料をもらって、全部読み込んでから収録に臨んでいました。彼はもともと、超のつく読書家ですからね。自宅にはノンフィクションから文芸作品まで、書籍が山積みにされているといいます。

 石原さんにとっては“とんちんかん”に映ったのかもしれませんが、それは、中居さんが知識を蓄えた上で、あえて何も知らない視聴者の立場に立って質問していたからなんです」(TBS関係者)

 この日、中居は、石原氏の迫力にひるむことなく終始穏やかに受け流した。

※女性セブン2016年5月5日号

関連記事

トピックス

行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
SNSで「卒業」と離婚報告した、「第13回ベストマザー賞2021」政治部門を受賞した国際政治学者の三浦瑠麗さん(時事通信フォト)
三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン