ママ鉄アイドルとして注目の鈴川絢子さん(右)と中川礼二さんと


 現在、鉄道アイドルのトップを走るのは、元SKEの松井玲奈さん。松井さんは『タモリ倶楽部』はもちろんのこと、NHKの鉄道番組にも出演。さらに、松井さんは鉄道ファンのバイブルでもある『JTB時刻表』2016年6月号の表紙も飾っている。松井さん以外にも、現在の鉄道アイドル界には逸材が揃っている。

 フジテレビ「ユアタイム」でメインキャスターに抜擢されたモデルの市川紗椰さんもトップクラスの鉄道アイドルとして知られる。松井さん同様、市川さんも『タモリ倶楽部』に出演を果たしており、番組内で筋金入りの鉄道ファンが認定される”タモリ電車倶楽部”の会員22番に名前を連ねている。

 タレントの斉藤雪乃さんも積極的に活動している鉄道アイドルの一人。斉藤さんは関西を活動拠点にしているので、東京での知名度はそれほど高くないが、鉄道のテレビ番組や鉄道会社のイベントにも多く出演。関東圏では、RFラジオニッポン『斉藤雪乃のイチバンセン!』が2012(平成24)年からつづく人気番組になっている。

 そして、このところ赤丸急上昇中なのが、「かわいすぎる女芸人」鈴川絢子さんだ。鈴川さんは、今年6月9~12日に開催された「東京おもちゃショー2016」で、タカラトミーのステージイベントに登場。同じく鉄道が大好きな芸人として知られる中川礼二さんと一緒に、新製品「プラレールアドバンス」のプレゼンターを務め、ディープな鉄道話で会場を沸かせた。

 鈴川さんは、下積み時代に秋葉原の鉄道居酒屋「LittleTGV」で働いていた。同店内には鉄道グッズが所狭しと並び、鉄道模型も走る。ドリンクチケットは切符を模しており、座席も鉄道車両と同じものを使用。店内では鉄道DVDの映像が流れている。メニューも”E5系はやぶさ””密着連結たまご焼き”といったように鉄道に絡めたネーミングにする徹底ぶり。そこで働いていたことで、鉄道知識に磨きがかかったことは想像に難くない。

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