芸能

高知東生・高島礼子夫婦 格差婚ゆえの悲しき結末?

高島礼子主演『女たちの特捜最前線』(公式HPより)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、覚せい剤逮捕された高知東生と高島礼子夫婦に見る、芸能界の格差婚事情を考察。

 * * *
 週末でワイドショーがないことと、英国のEU離脱というビッグニュースのせいで、テレビではそれほど大きく報じられていない「高知東生容疑者、覚せい剤逮捕」のニュース。

 だが、スポーツ紙の中には一面で報じるところもあったし、妻の高島礼子が7月期のテレビ朝日系ドラマ『女たちの特捜最前線』に主演することから、局と事務所サイドが対応を緊急会議したと報じるところもあった。

 芸名の「東急」が「イメージを混同される」と東急電鉄から使用差し止め訴訟を起こされたり、昨年はパーキンソン病を患う義父の介護のため、芸能活動を引退したことが話題に。つい最近では、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で「体温管理士」なる資格保持者であることが紹介されたばかりの高知東生。

 だが、そのプロフィールでもっとも太字で紹介されるのは、女優・高島礼子と「格差婚」したことだろう。

 25日(土)の『めざましどようび』(フジテレビ系)でも、VTR中「格差婚」のテロップが出され、結婚発表後、高知が「もっと大きくなる」と宣言するもようが流された。

 私は、この二人が結婚披露宴のお色直しで“着流し”で登場した場面が忘れられない。なぜ、そんな恰好を?と驚かされたが、似た者同士に見えたのも事実。趣味嗜好に、格差はなかったものと思われる。

 その後は、高知は高知なりにコンスタントに芸能活動を続けていたし、夫婦で旅番組(といってもバイク旅だが)に出演したこともあり、結婚当初の格差はやや縮まった感があった。

 だが、昨年6月、義父の介護のためとして芸能界を引退した高知は「主夫」になっているのかと思っていたら今年5月、横浜市内にエステティックサロンをオープンさせていたというではないか。

 義父の介護も懸命にやっていたのだろうし、「体温管理士」の資格も義父のために取得をしたのだとは思う。が、実業家として再スタートをしていた高知は、サロンオープンからわずか1か月ちょっとで覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されたのである。

 それも33歳のクラブホステスとラブホテルで就寝中、捜査員に踏み込まれての逮捕だった。

「高島礼子ショック」と見出しをつけたスポーツ紙もあった。夫の逮捕だけでも動転するだろうが、それが覚せい剤と大麻所持の疑いで、しかも自分よりずいぶん年下のクラブホステスとラブホテルで…だ。女性として、人気女優として、プライドがずたずたに切り裂かれているに違いない。

 が、だからと言って主演ドラマの撮影予定が変わるとは考えにくい。彼女は主演女優として、座長として、共演者やスタッフ、テレビ局関係者に頭を下げて回っていることだろう。

関連記事

トピックス

還暦を過ぎて息子が誕生した船越英一郎
《ベビーカーで3ショットのパパ姿》船越英一郎の再婚相手・23歳年下の松下萌子が1歳の子ども授かるも「指輪も見せず結婚に沈黙貫いた事情」
NEWSポストセブン
ここ数日、X(旧Twitter)で下着ディズニー」という言葉波紋を呼んでいる
《白シャツも脱いで胸元あらわに》グラビア活動女性の「下着ディズニー」投稿が物議…オリエンタルランドが回答「個別の事象についてお答えしておりません」「公序良俗に反するような服装の場合は入園をお断り」
NEWSポストセブン
志穂美悦子さん
《事実上の別居状態》長渕剛が40歳年下美女と接近も「離婚しない」妻・志穂美悦子の“揺るぎない覚悟と肉体”「パンパンな上腕二頭筋に鋼のような腹筋」「強靭な肉体に健全な精神」 
NEWSポストセブン
「ビッグダディ」こと林下清志さん(60)
《還暦で正社員として転職》ビッグダディがビル清掃バイトを8月末で退職、林下家5人目のコンビニ店員に転身「9月から次男と期間限定同居」のさすらい人生
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を訪問された佳子さま(2025年8月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《日帰り弾丸旅行を満喫》佳子さま、大阪・関西万博を初訪問 輪島塗の地球儀をご覧になった際には被災した職人に気遣われる場面も 
女性セブン
鷲谷は田中のメジャーでの活躍を目の当たりにして、自身もメジャー挑戦を決意した
【日米通算200勝に王手】巨人・田中将大より“一足先にメジャー挑戦”した駒大苫小牧の同級生が贈るエール「やっぱり将大はすごいです。孤高の存在です」
NEWSポストセブン
侵入したクマ
《都内を襲うクマ被害》「筋肉が凄い、犬と全然違う」駐車場で目撃した“疾走する熊の恐怖”、行政は「檻を2基設置、駆除などを視野に対応」
NEWSポストセブン
山田和利・裕貴父子
山田裕貴の父、元中日・山田和利さんが死去 元同僚が明かす「息子のことを周囲に自慢して回らなかった理由」 口数が少なく「真面目で群れない人だった」の人物評
NEWSポストセブン
8月27日早朝、谷本将志容疑者の居室で家宅捜索が行われた(右:共同通信)
《4畳半の居室に“2柱の位牌”》「300万円の自己破産を手伝った」谷本将司容疑者の勤務先社長が明かしていた“不可解な素顔”「飲みに行っても1次会で帰るタイプ」
NEWSポストセブン
国内未承認の危険ドラッグ「エトミデート」が沖縄で蔓延している(時事通信フォト/TikTokより)
《沖縄で広がる“ゾンビタバコ”》「うつろな目、手足は痙攣し、奇声を上げ…」指定薬物「エトミデート」が若者に蔓延する深刻な実態「バイ(売買)の話が不良連中に回っていた」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
【美しい!と称賛】佳子さま “3着目のドットワンピ”に絶賛の声 モード誌スタイリストが解説「セブンティーズな着こなしで、万博と皇室の“歴史”を表現されたのでは」
NEWSポストセブン
騒動から2ヶ月が経ったが…(時事通信フォト)
《正直、ショックだよ》国分太一のコンプラ違反でTOKIO解散に長瀬智也が漏らしていたリアルな“本音”
NEWSポストセブン