スポーツ

中西清起氏と金村義明氏 順位予想が外れた原因を分析

金村義明氏の2016年順位予想の「敗戦の弁」は

 セ・リーグでは25年ぶりに広島カープが優勝し、パ・リーグでは大谷翔平が二刀流で活躍して日本ハムが優勝。この2チームの優勝を予想した人は、野球ファンの間でも少ないかもしれない。『週刊ポスト』(3月25日・4月1日合併号)でお伝えしたプロ野球の評論家たちの予想も散々な結果だった。1985年の阪神優勝をストッパーとして支えた中西清起氏と、近鉄、中日、西武で活躍した金村義明氏による敗戦の弁を聞こう。

【中西清起氏の順位予想】
◆セ・リーグ
1位:ヤクルト、2位:阪神、3位:巨人、4位:横浜、5位:広島、6位:中日
◆パ・リーグ
1位:ソフトバンク、2位:オリックス、3位:日本ハム、4位:西武、5位:ロッテ、6位:楽天

 セはまさかでしたね。広島OBしか(広島優勝について)当たっていない? そうでしょうね(笑)。ヤクルトの連覇を予想したが故障者が多すぎましたね。

 阪神も4位で終わる戦力ではなかった。126通りと、日替わりといっていいぐらい色んなオーダーを組んだが、結局、首脳陣が選手の力量を判断できなかったということ。

 来年の阪神? 補強次第でしょう。特にクローザー。今年の阪神は勝ちパターンが作れなかった。エース・藤浪(晋太郎)の復活は優勝に不可欠です。

 パは大谷(翔平)に尽きる。ピッチャーとしてはダルビッシュやマー君(田中将大)より上をいっている。低目にスピードボールが決まる。攻略法は見当たらない。なんとかランナーを出して、足を絡めて、ワンチャンスをモノにするしかない。

 もちろん打つ方も凄い。22本塁打は阪神のゴメスと同じやからね。そりゃスゴイわ!(中西氏)

【金村義明氏の順位予想】
◆セ・リーグ
1位:阪神、2位:ヤクルト、3位:巨人、4位:中日、5位:広島、6位:横浜
◆パ・リーグ
1位:西武、2位:ソフトバンク、3位:日本ハム、4位:オリックス、5位:楽天、6位:ロッテ

 セの阪神は4本柱のうち、藤浪(晋太郎)、岩田(稔)、能見(篤史)が勝てず、開幕前に計算していた勝ち星がパァになってしまった。野手では鳥谷(敬)の大不振が大きい。打撃だけでなく、守備への影響も出た。

 とはいえ、来年の阪神は楽しみしかない。北条史也や原口文仁など若手が出てきたし、補強次第では一気に優勝もありえるかな。そう思うしかない(苦笑)。

 パの1位に予想した西武は、守備の破たんと投手陣の崩壊が予想外だった。日ハムは、レアードに「昨年の不調は何やったんや」と言いたい(笑い)。彼の嘘みたいな活躍と栗山采配が原動力です。リアル二刀流など、三原マジック、仰木マジックを彷彿させるような采配だった。(金村氏)

※週刊ポスト2016年11月4日号

関連記事

トピックス

SNS上で拡散されている動画(Xより)
「“いじめ動画”関係者は始業式に不参加」「学校に一般の方が…」加害生徒の個人情報が拡散、YouTuberが自宅突撃も 県教委は「命にかかわる事態になりかねない」《栃木県》
NEWSポストセブン
女優・羽野晶紀と和泉元彌の母の節子さん(右・時事通信フォト)
《女優・羽野晶紀“嫁姑騒動”から24年目 の異変》元日に公開された和泉節子さんとの写真から伝わる「現在の距離感」
NEWSポストセブン
金屏風前での結婚会見(辻本達規Instagramより)
《慶事になぜ?》松井珠理奈の“金屏風会見”にあがる反感「わざわざ会見することもない」という声も 臨床心理士が指摘する「無意識の格付け」
NEWSポストセブン
命に別状はないとされている(TikTokより)
「クスリ漬けにされていたのでは」変わり果てた姿で発見された中国人インフルエンサー、薬物検査で陽性反応…肺感染症などの診断も【カンボジアの路上でホームレス状態で見つかる】
NEWSポストセブン
大谷翔平は何番を打つか
《どうなる? WBC侍ジャパンの打順》大谷翔平は「ドジャースと同じ1番打者」か、「前にランナーを留める3番打者」か…五十嵐亮太氏と福島良一氏が予想
週刊ポスト
杉本達治前福井県知事のセクハラ問題について調査報告書が公表された(時事通信フォト・調査報告書より)
〈体が熱くなるの〉〈スカートの中に手を…〉セクハラ1000通の杉本達治・元福井県知事が斉藤元彦・兵庫県知事と「上司・部下」の関係だった頃 2人の「共通点」とは
週刊ポスト
SNS上で拡散されている動画(Xより)
【栃木県・県立高校で暴行動画が拡散】学校の周りにインフルエンサーが殺到する事態に…県教育委は「命にかかわる状況」 弁護士は「典型的ないじめの構図」と指摘
NEWSポストセブン
中居の近影をキャッチ(2025年12月下旬)
《ゴルフ用ウェアで変装して百貨店に…》中居正広、外出頻度が増えている 表舞台では“盟友たち”が続々言及する理由
NEWSポストセブン
16年ぶりに写真集を出す皆藤愛子さん
16年ぶり写真集発売の皆藤愛子 「少し恥ずかしくなるくらいの素の姿や表情も、思い切って収めていただいています」
週刊ポスト
中国人インフルエンサーがカンボジアの路上で変わり果てた姿で発見された(TikTokより)
《へそ出しタトゥー美女の変わり果てた姿》中国インフルエンサー(20)がカンボジアの路上で発見、現地メディアに父親が答えた“娘と最後に連絡した日”【髪はボサボサ、うつろな表情】
NEWSポストセブン
米国によってニコラス・マドゥロ大統領が拘束された(時事通信フォト)
《大統領拘束を歓迎するベネズエラ国民の本音》「男女ともに裸にし、数日間眠らせず、窒息を繰り返させる…」国連に報告されていた“あまりに酷い拷問のリアル”
NEWSポストセブン
新宿の焼肉店で撮影された動画が物議(左は店舗のInstagramより、右は動画撮影者より提供)
《テーブルの上にふっくらとしたネズミが…》新宿・焼肉店での動画が拡散で物議、運営会社は「直後に殺処分と謝罪」「ねずみは薬剤の影響で弱って落下してきたものと推察」
NEWSポストセブン