国内

50過ぎでの結婚 出産や親の不介入などのメリットあり

“結婚報道”で世間を驚かせた阿川佐和子さん(63才)

 11月15日発売の『FLASH』がタレント、エッセイスト、小説家などマルチに活躍する阿川佐和子さん(63才)の熟年ロマンスを報じた。

 お相手は阿川さんより6才年上の慶応大学元教授・Aさん。阿川さんはもともとAさんの妻と友人で、Aさん自身とも30年以上の友人関係にあったという。

 最近は芸能界でも、50代、60代での「熟年大人婚」は珍しくなくなった。桃井かおり(65才)は昨年、年上の音楽プロデューサーと63才で結婚。夏木マリ(64才)は59才、小林幸子(62才)は57才、根本りつ子(57才)は56才で初婚だった。

 阿川さんは20代、30代でお見合いを30回も経験したほど、結婚願望が強かった。あるインタビューで彼女はこう語っている。

《私は、子供の頃から、お嫁さんになって、子供を産むことが、いちばん自分の身の丈に合っているだろうと思っていました》

 しかし、いい出会いは訪れない。彼女は48才の頃、女性セブンのインタビューにこう答えていた。

《35才ぐらいまでは、“結婚こそわが人生”と思っていました。(中略)だけど、だんだん“そもそも私、本当に結婚したかったのか?”って思い始めたんです》

 そして「出産」の年齢的なリミットが近づいてくると、阿川さんに“心境の変化”が起こり始めたという。

《「独身で、子供のいない人生が不幸とは限らないだろう」って思ったら前向きになれて…。一種の“開き直り”のようなものが芽生えてきたんでしょうかね》

 週刊誌のレギュラー対談など連載を数多く抱え、人気エッセイストとしてベストセラーを連発。阿川さんは「働くシングル女性」の理想的存在でもあった。天海祐希(49才)、石田ゆり子(47才)、中谷美紀(40才)など独身で輝き続ける彼女たちは、多くの若い女性たちにとって憧れだ。彼女たちが「結婚できない女」というマイナスイメージで捉えられることは少なくなってきた。

 50才を超えてから恋愛、結婚をするメリットも多い。

「まずは出産で悩まずに済むこと。30、40代で結婚したカップルで、不妊治療の壁にぶち当たってギクシャクするケースは最近、本当に多い。次に親が介入しないこと。阿川さんも20代前半に交際していた男性との結婚を作家の父・弘之さんに反対されたと語っていますが、“ウチの子にはもっといい人がいる”“こんな家柄ではダメだ”と親の口出しは若い男女にとって、意外に高いハードルです。

関連記事

トピックス

岡田監督
【記事から消えた「お~ん」】阪神・岡田監督が囲み取材再開も、記者の“録音自粛”で「そらそうよ」や関西弁など各紙共通の表現が消滅
NEWSポストセブン
成田きんさんの息子・幸男さん
【きんさん・ぎんさん】成田きんさんの息子・幸男さんは93歳 長寿の秘訣は「洒落っ気、色っ気、食いっ気です」
週刊ポスト
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン