国内

タトゥー反対のオバ記者「遅れてる? 何とでも言って!」

タトゥー大反対のオバ記者

 女性セブンのアラ還名物記者“オバ記者”こと野原広子が、ちょっとおかしな世の中に斬り込んでいく! 今回は“タトゥー”のお話です。

 * * *
 もし居酒屋で隣り合った人の腕や首から、チラリと絵や文字が見えたらどうするか。私は穏やかでない空気を勝手に感じて、話題に気をつける。てか、かかわりになる前に、ささ、帰ろ。

 だからよく行く日帰り温泉の入り口の「入れ墨のかた、お断り」という張り紙は当然だと思っていたけど、「外国ではファッションだから、受け入れてもいいんじゃない?」という意見もあるんだってね。

 観光庁は「シールなどで覆う」「家族連れがいない時間帯に入浴してもらう」「浴室を分ける」などの条件を提案しているそうだけど、聞けば聞くほど“苦肉の策”。「お断り」で何が悪い、と私は言いたい。

◆ウィーンで見た親子の天使の羽

 それにしても、何で入れ墨をするのか。あれを「カッコいい」という感覚がわからないんだわ。

 数年前、初めてウィーンに行ったときのこと。ドナウ川の川沿いの、「カット29ユーロ(約3800円)」の美容院にふらりと入ったら、真ん中にガラス張りのブースがある。のぞくとタトゥーコーナーで、若いマッチョマンが、10代のお兄ちゃんの腕に機械を当てていて、楽しそう。

 こんなお手軽さで、入れ墨を入れるのかと驚いて街を見ると、20代の男女の3分の1くらいが入れてるの。極めつきは地下鉄で見かけた若いママとパパと5才児くらいの男の子。お揃いの天使の羽根の彫り物を手首にしてるんだよ。

 イタリア、ローマのカフェで声をかけてきた、気のよさそうなお兄さんも忘れられない。私に「ジャパニーズ?」と言いながら、「アイアムア、チャレンジマン」と腕の文字を誇らしげに指すんだわ。見れば“朝鮮”とクッキリ。

 今年の9月に行ったときは、もっとすごいことになっていて、日本でいえば、朝ドラの主人公のような清純そうな女性も、バラだの、星だの、マリア様が体のどこかに。腕にきれいに並んだ50音には思わず笑っちゃった。

◆ファッションなら見せてナンボなのに

関連記事

トピックス

二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン