スポーツ

「大谷翔平はメジャーでも二刀流可能」その根拠

2017年は世界規模で注目されることになりそう

 大谷翔平の価値が、いよいよ国境を超えて試されることになりそうだ。米メジャーリーグの情勢に詳しいスポーツジャーナリストの古内義明氏が指摘する。

 * * *
 日本ハムの大谷翔平が、入団5年目の史上最高額となる2億円7000万円(推定)で契約更改した。加えて、早ければ高卒5年目となる来年オフにポスティング・システムを利用してのメジャー挑戦を容認されたという。

「大谷は、メジャーで二刀流が可能か否か」

 多くの野球ファンの興味はこの一点に尽きるだろう。私の答えは「イエス」である。

 確かに、メジャーの先発として、「30回先発と200イニング登板」は一流の証であり、大谷にも高いハードルが求められることになる。その他にも、大谷を待ち受ける心配の種は尽きない。

 例えば、シーズンは日本の144試合よりも多い162試合であり、最長23連戦というタフなスケジュール。東西で3時間の時差と広い北米大陸の気候の違い、堅いマウンドと滑るボールに適応する必要がある。

 それでも、大谷がメジャーの球団にとって、多くの選択肢を与える存在になることは可能だ。

 アメリカンリーグは指名打者制(DH制)があり、登板間隔を空けて休養を与えたい場合、相手が右投手とのマッチアップの場合など、選手起用の幅を広げるオプションになれる。また、ナショナルリーグでは投手が打席に入るから、相手にとって、大谷は厄介な存在になるし、代打という起用法も出てくるだろう。

 現に、大谷には、いいお手本になる投手がいる。サンフランシスコ・ジャイアンツのバムガーナーだ。現役投手最多となる通算13本塁打を放ち、シルバースラッガー賞も2度獲得している。

 その彼が今季、DH制のあるインターリーグのアスレチックス戦に「9番投手」で出場。マウンドでは6回1/3を投げて7安打4失点で9勝目を上げ、打席では2塁打を放って勝利に貢献。メジャーでは40年ぶりの「リアル二刀流」を実現させている。

関連記事

トピックス

全米野球記者協会ニューヨーク支部主催のアワードディナーに出席した大谷翔平と、妻・真美子さん(左/時事通信フォト、右/提供:soya0801_mlb)
《真美子さんが座る椅子の背もたれに腕を回し…》大谷翔平が信頼して妻を託す“日系通訳”の素性 “VIPルーム観戦にも同席”“距離が近い”
NEWSポストセブン
司法省がアンドリュー元王子の写真を公開した(写真/Getty Images)
《白シャツ女性に覆いかぶさるように…》エプスタイン・ファイルで新公開されたアンドリュー元王子とみられる人物の“近すぎる距離感の写真” 女性の体を触るカットも
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
【2・8総選挙「大阪1〜10区」の最新情勢】維新離党の前職が出た2区、維新前職vs自民元職vs野党候補の5区で「公明党票」はどう動くか
NEWSポストセブン
なぜ実の姉を自宅で監禁できたのか──
《“お前の足を切って渡すから足を出せ”50代姉を監禁・暴行》「インターホンを押しても出ない」「高級外車が2台」市川陽崇・奈美容疑者夫妻 “恐怖の二世帯住宅”への近隣証言
NEWSポストセブン
東京拘置所(時事通信フォト)
〈今年も一年、生きのびることができました〉前橋スナック銃乱射・小日向将人死刑囚が見せていた最後の姿「顔が腫れぼったく、精神も肉体もボロボロ」《死刑確定後16年で獄中死》
NEWSポストセブン
間違いだらけの議事録は「AIのせい」(写真提供/イメージマート)
《何でもAIに頼る人たち》会社員女性が告白「ケンカの後、彼から送られてきた”彼女の方が悪い”とAIが回答したスクショ」ほどなく破局
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
国際ジャーナリスト・落合信彦氏が予見していた「アメリカが世界の警察官をやめる」「プーチン大統領暴走」の時代 世界の“悪夢”をここまで見通していた
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト、2025年10月15日)
《頬がこけているようにも見える》高市早苗首相、働きぶりに心配の声「“休むのは甘え”のような感覚が拭えないのでは」【「働いて働いて」のルーツは元警察官の母親】 
NEWSポストセブン
ジェンダーレスモデルの井手上漠(23)
井手上漠(23)が港区・六本木のラウンジ店に出勤して「役作り」の現在…事務所が明かしたプロ意識と切り開く新境地
NEWSポストセブン
元日に結婚を発表した女優の長澤まさみ(時事通信フォト)
長澤まさみ「カナダ同伴」を決断させた「大親友女優」の存在…『SHOGUN』監督夫との新婚生活は“最高の環境”
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
【訃報】国際ジャーナリスト・落合信彦氏が死去、84歳 独自の視点で国際政治・諜報の世界を活写 
NEWSポストセブン
薬物で急死した中国人インフルエンサー紅紅(左)と交際相手の林子晨容疑者(右)(インスタグラムより)
「口に靴下を詰め、カーテンで手を縛り付けて…」「意識不明の姿をハイ状態で撮影」中国人美女インフルエンサー(26)が薬物で急死、交際相手の男の“謎めいた行動”
NEWSポストセブン