芸能

いつもときめきたい恋愛至上主義の人におすすめの冬ドラマ3作

大人が楽しめるラブサスペンス(『カルテット』HPより)

 盛り上がりを見せる冬ドラの中で、いつもときめいていたい「恋愛至上主義」の人におすすめの3作品を紹介。TV・ドラマ解説者の木村隆志さんが解説する。

 ひとつめは『カルテット』(毎週火曜22時~・TBS系)。夢が叶わぬままくすぶっている男女4人が“偶然”出会い、楽器を弾けることからカルテットを組んで、冬の軽井沢で共同生活を送ることに。30代の男女が共同生活とあれば、自然と恋が発生する。

「ラブサスペンスで、全員が片思いという切ないシチュエーションにもひかれますが、やはり潤いポイントは、人間ドラマの名手・坂元裕二さんの手がけるせりふ。胸に突き刺さるような会話が続々と出てきます」(木村さん、以下「」内同)

 続いて『突然ですが、明日結婚します』(毎週月曜21時~・フジテレビ系)。専業主婦になることを夢見る27才の銀行員あすか(西内まりや)は、彼氏にふられて落ち込んでいたが、人気アナウンサー・名波(flumpool山村隆太)と出会い、互いにひかれていき…。

 注目ポイントは演技初挑戦の山村だ。

「普段はバンドのボーカルとして活動している彼が見せる自然かつイケメンな演技。月9ならではのわかりやすさも手伝って、気楽に楽しめ、キュンポイントも高い」

 夫とのマンネリ気味の生活を送るあなたも、あすかになりきり、「恋する相手と結婚したい」と思っていたあの頃に戻ってみる?

『奪い愛、冬』(毎週金曜23時15分~・テレビ朝日系)も注目。恋人の康太(三浦翔平)からプロポーズを受け、幸せの絶頂にいた光(倉科カナ)の前に、突然、昔の恋人が現れる。彼には妻がいて、光は禁断の愛に足を踏み入れていく。ドロドロ不倫劇はまさに深夜にぴったり。

「とにかく見どころは男性陣のセクシーさ。深夜枠ですから、ラブシーンもふんだんに出していますし、三浦さんの色気も画面から伝わる。既婚者でも疑似恋愛をしているような気分が味わえるかも」

 元カレ役の大谷亮平(36才)が(昨年ヒットした)『逃げ恥』とは違うセクシーさを見せているのも注目だ。頑張っているのに、幸せはまだ遠い。倫子たちの話には「タラレバ女子」あるあるが満載。

※女性セブン2017年2月9日号

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