◆鳥取6位の陸上部エース
地元の公立中学に上がり、陸上部に入ったイモトは、幼少期の野生体験で培った足腰の強さを遺憾なく発揮。100mを13秒台で走り、県大会で6位に入ったこともある。
「生徒会の副会長も務めていて、意外にモテたんです。中2の時に初めて彼氏ができて、毎日一緒に帰っていました。彼は野球部で、背の高いイケメン。でも中学生ですからデートらしいデートもせず、すぐに終わっていました」(別の同級生)
実はこの頃、イモトは大きな挫折を味わっていたという。
「『モーニング娘。』のオーディションを受けているんです。書類選考で落ちたんですが、そのときに合格したのが後藤真希さん。テレビでゴマキを見て、“アタシも金髪にしてれば受かってたよ!”ってボヤいてたっけ(笑い)。当時から漠然と、テレビに出る仕事がしたいという気持ちはあったみたいです」(前出・同級生)
◆ミスコンでグランプリ
鳥取県内の進学校、米子西高校へ進学したイモトはハンドボール部のキャプテンとして活躍しつつ、文化祭では氣志團のモノマネで学友を笑わせる人気者だった。
「その文化祭でミスコンのグランプリに輝いています。男女比5対40という女子校ノリの学校だったので、同性人気の高いイモトがぶっちぎった形でした」(前出・別の同級生)
教室内で女子が平然と脇毛を剃る環境の中、イモトのお笑いキャラは徐々に確立されていった。
「授業中に誰かがイモト向けのカンペを出すんです。“安室のモノマネ”とか、“聖子のモノマネ”とか。先生が後ろを向いた瞬間に彼女がそれをやるので、クラスメートは笑いをこらえるのに必死。イモトのおかげで教室は常に笑顔が絶えなかった」(前出・同級生)
※女性セブン2017年3月2日号