「それまで昭恵さんがフェイスブックに載せてきた文言や文体とあまりにも違うので、役人が書いた文書ではないかと疑われています。これまで『家庭内野党』を自認してツイッターやフェイスブックで奔放な発言を続けてきた昭恵さんにとって、SNSはいわば“自分の城”。そこまで他人に取り上げられたとしたら相当なショックでしょう」(前出・記者)

 まさに今、どす黒い孤独の真っただ中にいる昭恵さんが頼ったのは「神」だったのではないか。

「キリスト教の学校に通った昭恵さんですが、今は神道に傾倒しています。経営する東京・神田の居酒屋『UZU』の名前は、実は日本神話に登場する『アメノウズメ』という女神からとったもの。籠池さんの神道教育にシンパシーがあったのもそうでしょう。以前から、“私たちには神様から与えられた使命があると思うんです”とか、災害が起きれば“神に与えられた試練”とか、よく言っていました。ただ、公開されたメールを見ても、それがエスカレートしている気がします」(前出・昭恵さんの知人)

 森友問題が大炎上した3月中旬以降、昭恵さんの姿は富ヶ谷の私邸や首相公邸から消えた。姑や夫のいる家庭でも四面楚歌で居場所がない。

「本来なら森永製菓の実家に戻ればいいのでしょうが、弟が跡を継ぐ実家ともどうもうまくいっていないようで、戻りづらいようです」(政界関係者)

 頼るべき人がいない中で、昭恵夫人は今、どこで生活しているのか。都内のホテル暮らしという説がある一方、永田町の一部では、“昭恵さんは東京近郊のある宗教団体の施設に身を寄せている”と囁かれている。こんな噂が広まるのも、昨今の彼女の“神がかり”の日々からの憶測ではないだろうか。

※女性セブン2017年4月13日号

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