【ボルドー】
重厚なだけでなく、優雅で複雑な味わいの長期熟成ワインの名産地。もしボルドーが気に入ったら、次はボルドーの中のメドック地区のワインを試してみよう。「シャトー・ラトゥール」「シャトー・マルゴー」などの世界的に有名な五大シャトーがあるのもメドック地区。
【ブルゴーニュ】
ワイン産地の頂点のひとつ。ただし、安くはないので、2000円以下のブルゴーニュ産は、味ははずれの可能性が高いので要注意。多くの日本人が知っている「ボージョレ・ヌーボー」はブルゴーニュのボージョレ地区で造られる。
【シャンパーニュ】
いわゆる「シャンパン」の産地。スパークリングワインは他にも、スペインのカヴァやイタリアのスプマンテなどがあるが、シャンパーニュ地方以外のものはシャンパンと名乗れない。ぶどう品種や熟成期間が厳格に決められている。
【コート・デュ・ローヌ】
この地方のワインはボルドーやブルゴーニュのように明確な味の傾向があるのではなく、幅広い味で値段も安め。だから「ローヌだから飲もう」というよりは、好きな品種、あるいは銘柄があるからローヌのワインを選ぶということが多い。