「私はこれから息がある限り、日本語でしっかりお喋りさせてもらいたいと思っています。誰かが守らなければ滅びてしまいますよ。噺家はみんなそういう思いを共有していると思います。噺家ばかりでなく、歌舞伎でも、お能でも、狂言でも『日本人の誇り』を持って、『芸』を後世に伝えていってほしい」
取材の最後にアキラ100%へのエールを聞くと、歌丸節で締めてくれた。
「度胸は認めますよ。よくあんなことやったなと(笑い)。でも、私は認めるわけにはいかない。私は『裸になれ』と言われても絶対無理だもん。私が裸になったら、学校の理科室みたいになっちゃうよ、ウェッヘッヘ!」
※週刊ポスト2017年7月7日号