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旭日旗批判は韓国人にとって先祖の行いを批判・侮辱する行為

かつては憧れの象徴だった

 韓国で反日ムードが高まると、たびたび目の敵にされるのが「旭日旗」だ。「軍国主義の象徴」「ハーケンクロイツと同じ」として、旗そのものだけではなく、旭日旗に似たデザインはことごとく批判の対象にされる。最近では、ズワイガニバーガーの包み紙に描かれたズワイガニのデザインが旭日旗に見えると問題視するオンラインコミュニティの書き込みもあった。しかし、ジャーナリストの水間政憲氏は韓国の「旭日旗狩り」は根本的に間違っていると指摘する。

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 韓国人は旭日旗を見ると冷静な判断ができなくなるようだ。

 韓国で4月に行われたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の川崎フロンターレ対水原三星ブルーウィングス戦。川崎のサポーターが持ち込んだ「旭日旗」を水原の試合運営担当者が没収し、試合終了後に水原サポーターが川崎側の出口を塞ぎ一触即発の状態となった。韓国メディアはまた「軍国主義の象徴だ」などと書き立て、大韓サッカー協会会長も「アジア各国が多く被害を受けた戦犯旗は容認できない」とコメントした。

 韓国では、以前から海上自衛隊の自衛艦旗に旭日旗を使用していることも批判していた。川崎の件と時期を同じくして、日本近海に展開する米艦護衛任務で出港する護衛艦「いずも」が報じられた際、旭日旗を掲げていたことも韓国人を刺激した。

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