「ドラマのロケ撮影も始まり、東京から離れることも多くなりましたが、帰京後も松居さんのいる自宅には頑なに帰ろうとしないそうです。年末年始どころか、この3か月間、松居さんとは一度も会っていないといいます。
川島さん夫妻に迷惑をかけてしまったことをきっかけに今までの不満が噴出した。今回ばかりは離婚の意思が揺らがないのです。離婚の報道が出て、かえってふんぎりがついたと話しているそうです。
川島さんの件については松居さんも反省していて、船越さんに謝罪の手紙も書いたそうですが、難しい状況でしょう」(前出・芸能関係者)
松居はもう一度やり直したいと願うが、船越は顔を合わせることさえしない。平行線を辿る夫婦関係に、松居の心身は疲弊していた。
冒頭の夜、松居は自宅に帰る前に、不思議な動きをした。
真っ直ぐ帰路には着かず、船越の別宅マンション前を通り、駐車場やマンション建物をじっと眺めてから、自宅に帰ったのだ。
別の夜も同じだった。近くのスーパーで買い物を終えた松居は、またも帰路の途中で別宅に寄った。車を徐行させ、前を通り過ぎると、一気にアクセルを踏み込んで自宅に向かった。
帰路だけでなく、別宅前を通ってから外食に出かける日もあった。
松居は船越の別宅周辺の“徘徊”を繰り返していた。
「船越さんとはほとんど連絡もとれないままです。家の電気が灯っているのか、車はあるのか、彼の行動が気になって仕方ないんでしょう。
ちょっとしたことから大きな夫婦げんかに発展するのはいつものことでした。船越さんは尻に敷かれるタイプですから、なんだかんだで必ず仲直りをしてきたんです。
でも、今回は違う。これほどまでに夫婦仲が悪化したのは初めて。“どうしてこうなってしまったのか”って悩んでしまってね…。最近はあまり眠れないようで、だいぶ痩せました」(松居を知る芸能関係者)
ロケ先でスケジュールをFAXさせる、過去に交際報道の出た女優との共演は禁止させる、浮気を疑うあまり携帯を折る…。
松居の“恐妻エピソード”は枚挙にいとまがないが、彼女にとってはすべて“愛するがゆえ”のことだった。
一体どこで間違えたのか──。
松居はもがいている。
(女性セブン2016年2月11日号より)