さらに6月に「民泊新法」が成立し、1年以内に施行されることになった。「年間の営業日数の上限は180日」という条件付きだが、エアビーアンドビーに登録している宿泊施設の年間平均営業日数は100日だから、何の問題もない。このままいくと、オンライン旅行サイトはエアビーアンドビーの“独り勝ち”になる可能性もあるだろう。
すでに今年1~5月の訪日外国人客数は1140万人を突破した。単純計算だと年間2700万人以上に達する。日本にはその受け皿となる宿泊施設がないのだから、「民泊」が最も有望なビジネスの一つであることは間違いない。
※週刊ポスト2017年7月21・28日号