「『さんま・中居~』だけは別にやりたいと言ったんですけど、今はジャニーズ事務所側も『今、中居を生放送でさんまさんと絡ませるのは…』ということで、ペケになったんですけど(中略)おれも大人やから、言うたらアカンこと言わへんねんけどな。何を恐れてらっしゃるのか」
そして“中居も話したいことがあったのではないか“と気遣いをみせた。事情を知るテレビ局関係者が語る。
「実際は事務所の判断というより、中居さんの“今回は難しい”という意向が強かったようですよ。大先輩との仕事ですし、今年18回目を迎える人気コーナーですから断るのには相当の覚悟がいったと思います。でも、自分が事務所に残るという判断をした以上、中途半端なことは言えない。口ごもればさんまさんにも迷惑をかけることになる。
しかも、昨年さんまさんに“大丈夫”と言った1か月後に解散が発表されたということも、責任感の強い中居さんだから気にしていると思います。あえて触れたくないところにも触れてアイドルらしからぬ生き方を貫いてきた中居さんがこんな決断をするということ自体、相当苦しんでいる状況だと思いますね」
中居の出演NGは、SMAP解散の大きな後遺症ともいえる。2016年大晦日のSMAP解散後、稲垣、草なぎ、香取と行動をともにすると思われた中居だったが、一転して事務所残留を決断した。
「中居くんは悩みに悩んだ末、事務所への残留を決めました。独立を選んだ3人に吹く逆風の防波堤となるよう考えた部分もあったといいます。でも現実的には3人と袂を分かって1人残る選択になったわけです。心配する思いは強いでしょうが、今後、仕事のうえで連携をとりましょうと言える立場ではない。最近でも、めったに愚痴を言わない中居くんが周囲に『どうすればよかったんだろうな』と漏らすことがあるようです」(中居を知る芸能関係者)
中居とともに事務所に残る木村は、騒動の初めから唯一、残留のスタンスを変えなかった。その木村はこの夏、来年公開の主演映画『検察側の罪人』のロケに励んでいた。
「周りが騒がしい中、目の前の仕事を黙々とこなし、ストイックに役作りをしたのはさすがです。“この作品を代表作にするんだ”という意気込みを感じました」(映画関係者)
※女性セブン2017年9月14日号