「皇室経済会議が開かれ決定されるため、眞子さまにいくら支出されるかは未定ですが、天皇の娘だった清子さんに対して、眞子さまは孫ですから、1割少ない1億3725万円ともいわれています。使途に制限はありませんが、一時金は“皇族であったものとしての品位保持”のためのもの。当面の生活をどのようにしていくか、何にどう充て、将来のための備えはどうするかなど、母である紀子さまも気にされていますから、夕食会は家計勘定のご相談といったところだったのでしょう」(別の宮内庁関係者)
夕食会を終えた小室さんと佳代さんが秋篠宮邸をあとにしたのは、夜7時半を過ぎた頃。9時少し前に自宅に到着し、車を降りて報道陣に一礼した小室さんの顔には少しだけ疲労の色が浮かんでいた。
◆50年前の誘拐未遂事件
来秋にも眞子さまは「小室眞子さん」となり、民間人として夫である小室さんを支えていかれることになる。
「清子さんは結婚後、スーパーで買い物される姿などがたびたび目撃されています。現在は夫の慶樹さんのお母さんの面倒をご夫婦でみているそうです」(宮内庁関係者)
結婚後しばらくしてから、清子さんは目白の億ションに移り住んだ。お住まいは、眞子さまと小室さんが自由に決めることができる。国際弁護士を目指すといわれている小室さんと一緒に海外に移り住むと報じられたこともあった。
「収入などと相談のうえ新居選びをすると思いますが、どこでもというわけではありません。昭和天皇の第5女で、今の陛下の妹にあたる島津貴子さんを狙って、結婚後の1963年に誘拐未遂事件が起きたことがありました。皇族ならば万全の警備体制が敷かれますが“臣籍降下組”は民間人ですから、当然扱いは変わります。この先の結婚にまつわる行事、さらに、晴れて来秋の結婚を迎えても頭を悩ませることはたくさんあるのです」
温かい親心に包まれ、うら若きふたりは、手を取り合って乗り越えていくことだろう。
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2017年9月21日号