芸能

保奈美、広末、メイサ… 武井咲だけじゃない電撃結婚の系譜

武井咲以前にも電撃結婚で世間を騒がせた女優たちが

 EXILEのTAKAHIRO(32才)との結婚と妊娠を電撃的に発表した女優・武井咲(23才)。妊娠3か月であることが判明し、ふたりがそれぞれの事務所に結婚したいと伝えたのは入籍の2週間ほど前だったという。

 武井は現在10本のCMに出演。撮影予定のドラマや映画もあったということで各所に波紋が及んでいる。これまで芸能界では、幾度となく人気絶頂の女優が突然結婚し、大きな波風を立たせてきた。

 1991年に主演したドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)が大ヒットした鈴木保奈美(51才)は、1998年11月にとんねるずの石橋貴明(55才)と電撃再婚。保奈美は武井と同じく妊娠3か月だった。

「ところがこの時、保奈美さんは翌年1月から放送されるNHK大河ドラマ『元禄繚乱』の収録中でした。結局、妊娠しているので着物を着ることができず、出演シーンは大幅に減りました。それには事務所の大御所の先輩が、『女優としての自覚が足りない』と激怒して、大騒動になりました」(ベテラン芸能記者)

 黒木メイサ(29才)は、2012年にカリスマ的人気を誇る元KAT-TUNの赤西仁(33才)とでき婚。ともに事務所へは事後報告の“強行突破”であり、赤西の事務所の大先輩である東山紀之(50才)は「大人はルールを大事にしていくのが基本」と率直に苦言を呈した。

「その時は黒木さんのCMなどで、数億円の違約金が発生したといわれます。赤西さん側も全国ツアーの中止とドラマの降板がペナルティーとして命じられた。この確執が、2年後に赤西さんが事務所を退所する引き金となりました」(前出・芸能記者)

 そして今回の電撃的な結婚発表。TAKAHIROと武井は、連名のコメントで関係者とファンにこう謝罪した。

〈あまりにも急な発表になってしまい、日頃お世話になっております多くの関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます〉

 武井と同じく、人気絶頂の23才で結婚・妊娠を発表した広末涼子(37才)は、ある雑誌のインタビューで当時の気持ちをこう振り返った。

〈もちろん結婚なんて許されない時だったので、そこへの反発は大きかったし、正直、確信犯ですよね。出来ちゃった結婚だと言われたけど、そうじゃないと結婚なんて出来ない状況だった〉

 大人の事情はあるものの、結婚や妊娠したからといって女性が仕事をやめる時代じゃない。そして、お似合いのふたりに心からのおめでとうとエールを送りたい。武井は出産後、来年10月にも仕事復帰するという。母親となり、女優として一回り大きくなって戻って来る彼女が楽しみだ。

※女性セブン2017年9月21日号

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