芸能

元SMAP3人の退社に中居正広と木村拓哉が沈黙する理由

退社の3人に対し中居と木村が沈黙する理由とは?

 9月8日をもって元SMAPの稲垣吾郎(43才)、草なぎ剛(43才)、香取慎吾(40才)の3人が、ジャニーズ事務所を退社した。ジャニーズ事務所に残留したSMAPの元リーダー・中居正広(45才)は、3人の門出にプレゼントこそ贈ったが、3人の退社について沈黙を守っている。9日放送の自身のラジオでも一言も触れず、同日、フジテレビで放送された『27時間テレビ』では、恒例のコーナー「さんま・中居の今夜も眠れない」の出演を断った。

「中居くんはこれまでと変わらず収録をこなしています。彼は退社について何も話さないことが3人に対しての応援であり、礼儀であると考えているんです。熟慮した結果、フジの27時間テレビに出なかったのも、出演して3人の退社に触れないのは卑怯になるし、かといって触れることは3人の新しい門出の邪魔をすることになりますから。17年間、共演した明石家さんまさん(62才)にも『今回ばかりは申し訳ありません』と直接お詫びをして、さんまさんも中居くんの気持ちは痛いほどわかるから承諾したんです」(中居を知る関係者)

 現在、中居は3人と連絡を取ることを控えている。

「連絡しないのは“やめた人”と“残った人”だからではありません。中居くんは、『3人の邪魔をしたくないし、3人ならできると信じているからおれから連絡はしない』と近しい人に話しています。中居くんがこれまでと変わらないでいることが、3人への何よりのエールです」(前出・中居を知る関係者)

 一方、騒動当初から残留を決めていた木村拓哉(44才)は、来年公開の主演映画『検察側の罪人』がクランクアップし、9日はオフだった。

「普段、ドラマや映画などの仕事を終えると海外旅行に出かける木村さんですが、今回は家でゆっくりしているそうです。木村さんも3人には言葉にできない特別な思いがある。それでラジオで粋な計らいをしたんでしょう」(芸能関係者)

 それは8日に放送されたTOKYO FM『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』でのこと。2曲目にSMAPの『This is love』を選び、「Everything’s gonna be alright(すべてうまくいくよ)」という歌詞の一節を口ずさんだ。そして、最後にはSMAPのメッセージソング『前に!』を流し、ネット上で「3人への隠れたエールだ」との感動コメントが相次いだ。木村を知る関係者が言う。

「昔から木村くんは、普段はじゃれあわず、仲のいいパフォーマンスはしなくてもイザという時は味方をするというタイプ。解散については、“ファンのためにも事務所に残り、SMAPを存続させようとした自分は間違っていない”という思いは揺るぎなく、表向きは距離を取らざるを得ないでしょうが、内心では3人を応援したい気持ちが強いと思いますよ」

※女性セブン2017年9月28日号

関連記事

トピックス

球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン