国内

ボディガード白昼射殺の一部始終「撃ってみんかい」と叫んだ

防犯カメラには拳銃らしきものを持つ男の姿も

 山口組から神戸山口組が分裂してから3年、神戸山口組から任侠山口組が再分裂して半年が経とうとし、“3つの山口組”は均衡状態に入ったかと思われた。が、突如として音は鳴り、血が流れた。任侠山口組のトップが白昼堂々、狙われる事件が起き、1人が死亡したのだ。フリーライターの鈴木智彦氏が事件直後に現地入りした。

 * * *
 9月12日午前10時5分、神戸市長田区の路上に銃声が響いた。今年4月、神戸山口組から離脱して発足、山口組分裂の第三勢力となった任侠山口組の織田絆誠代表が、複数のヒットマンに襲撃されたのだ。

 犯行現場は地下鉄西神・山手線長田駅から北側に約200メートル、片側三車線の幹線道路で、徒歩1分の路地には、織田代表の自宅がある。自宅を出た車は、狭い路地を通り、表通りに走り出す寸前だったという。その瞬間、待ち伏せていた黒いクラウンが正面から突っ込み進路を塞いだ。背後にボディガードたちが乗った2台の車がいたため、一瞬、織田代表が乗った先頭車両は、前にも後ろにも進めず立ち往生してしまった。

 白昼、人通りの多い往来での襲撃だったため、その一部始終が多くの人に目撃されている。信号待ちの車から犯行を目撃した男性が言う。

「白のアルファードが出てきて、黒いセダンとぶつかって衝突音がした。双方の側から男性が降車してきて、組んずほぐれつの取っ組み合いがはじまった。接触したくらいでなぜこんな喧嘩になるんやろと思ってたら発砲音が聞こえた。お互いの体が離れ、被害者の方が歩道寄りに立ち『撃ってみんかい』と叫んだんです。えらいことだと思って110番したけど、全然繋がらなかった」

関連記事

トピックス

永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《坂口健太郎との熱愛過去》25歳の永野芽郁が男性の共演者を“お兄ちゃん”と呼んできたリアルな事情
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン
国民に「リトル・マリウス」と呼ばれ親しまれてきたマリウス・ボルグ・ホイビー氏(NTB/共同通信イメージズ)
ノルウェー王室の人気者「リトル・マリウス」がレイプ4件を含む32件の罪で衝撃の起訴「壁に刺さったナイフ」「複数の女性の性的画像」
NEWSポストセブン
愛子さまが佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”とは(時事通信フォト)
《淡いピンクがイメージカラー》「オシャレになった」「洗練されていく」と評判の愛子さま、佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”
NEWSポストセブン
年下の新恋人ができたという女優の遠野なぎこ
《部屋のカーテンはそのまま》女優・遠野なぎこさん急死から2カ月、生前愛用していた携帯電話に連絡すると…「ポストに届き続ける郵便物」自宅マンションの現在
NEWSポストセブン
背中にびっしりとタトゥーが施された犬が中国で物議に(FB,REDより)
《犬の背中にびっしりと龍のタトゥー》中国で“タトゥー犬”が大炎上、飼い主は「麻酔なしで彫った」「こいつは痛みを感じないんだよ」と豪語
NEWSポストセブン
(インスタグラムより)
《“1日で100人と寝る”チャレンジで物議》イギリス人インフルエンサー女性(24)の両親が現地メディアで涙の激白「育て方を間違ったんじゃないか」
NEWSポストセブン
藤澤五月さん(時事通信フォト)
《五輪出場消滅したロコ・ソラーレの今後》藤澤五月は「次のことをゆっくり考える」ライフステージが変化…メンバーに突きつけられた4年後への高いハードル
NEWSポストセブン
石橋貴明、現在の様子
《白髪姿の石橋貴明》「元気で、笑っていてくれさえすれば…」沈黙する元妻・鈴木保奈美がSNSに記していた“家族への本心”と“背負う繋がり”
NEWSポストセブン
ドバイのアパートにて違法薬物所持の疑いで逮捕されたイギリス出身のミア・オブライエン容疑者(23)(寄付サイト『GoFundMe』より)
「性器に電気を流された」「監房に7人、レイプは日常茶飯事」ドバイ“地獄の刑務所”に収監されたイギリス人女性容疑者(23)の過酷な環境《アラビア語の裁判で終身刑》
NEWSポストセブン
Aさんの乳首や指を切断したなどとして逮捕、起訴された
「痛がるのを見るのが好き」恋人の指を切断した被告女性(23)の猟奇的素顔…検察が明かしたスマホ禁止、通帳没収の“心理的支配”
NEWSポストセブン