でも、朝ドラの中でのつながりがしっかりとできているだけに、このチームは息があう。無言のうちにやりとりするような空気感が、実にいい。その意味で、一つのチームをまた別のドラマで継続し発展させていく、という手腕は想像以上に効果的かもしれません。

『ユニバーサル広告社』のテーマは、さびれた地方都市のまちおこし。一枚のポスターを創り上げていくという地味な展開の中に、キラキラと人が輝いている。希望がある。平凡な日常の中の人生も捨てたものではない、という説得力。『ひよっこ』に通じるものがあります。

●その3 『陸王』(TBS系)で疾走する島谷くん

『ひよっこ』では島谷くん役で大ブレイクした竹内涼真。それから急ピッチで階段を駆け上り、今や押しも押されぬ人気者に。

 しかし、楽をしないのが竹内くんのいいところ。今回のランナー役はオーディションで約200人の中から勝ち取ったそう。その上に、10キロ減量で役作りに挑み、ランナーの身体に近づけていったとか。

『陸王』(日曜午後9時)の物語は……『半沢直樹』を生んだ池井戸潤氏原作ドラマ。業績不振に陥った足袋屋が再生をかけてランニングシューズ開発に挑戦する。竹内くんの役は、ケガでどん底に落ちた実業団ランナー・茂木裕人。シューズ開発の過程で重要な役割をはたすということで、竹内くんがどこまで疾走していくのか。行き先を見届けたい。

 秋ドラマの中で大きく羽ばたき始めた「ひよっこ」組から、目が離せません。

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