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2017.12.10 07:00  NEWSポストセブン

能力もない19歳の僕を気に入ってくれた泰葉さんとの奇縁

泰葉さんは最初の依頼者だった(イラスト/ヨシムラヒロム)

 金屏風前の記者会見といえば「めでたい」ときと決まっている。ところが10年前、帝国ホテルの金屏風前で行われた記者会見は、春風亭小朝と泰葉の「離婚」会見だった。これ以降、話題の人としてたびたび世間の注目を集めている泰葉は、2017年内での引退と、女性アイドルのプロデュースに乗り出すと発表している。「泰葉さんのおかげでイラストレーターデビューできた」というコラムニストのヨシムラヒロム氏が、デビュー時の思い出と、縁をつなげる不思議な力について思いをはせた。

 * * *
 最近、泰葉が世を賑わせている。都知事選への出馬表明、イラン人との婚約、マネージャーとのトラブルなど。

 なにか起こすたびに『バイキング』のインタビューを受ける泰葉。その姿を見るたびに、11年前を思い出す。

 僕が泰葉さんにお世話になった日々を。

 19歳の夏、知人を通じて泰葉さんと出会った。当時、デザイン専門学生の僕にたいして、泰葉さんはすこぶる親切で。林家三平のご令嬢であり、春風亭小朝の奥様なのにも関わらず、偉ぶったそぶりは一切なく。

 泰葉さんは、秀でた能力もない僕を妙に気にいってくれた。今思えば、社会の汚れや芸能界のしがらみもない、その屈託のなさが良かったのだろう。

 2006年7月5日、僕は20歳となった。

 そして、渋谷のセルリアンタワー東急ホテル1階のレストラン「かるめん」で会食。その相手が泰葉さん、成人を祝ってご馳走してくれたのである。

「好きなもの選んでいいよ」とメニューを開くと、最も安いサンドウィッチですら3200円。

「高っ・・・」と思いつつ「ではこれで」とサンドウィッチを指差させば、泰葉さんは「えー、もっと高いの頼みなよ!ステーキでいいよね!」と微笑む。

 食事が終わると、銀座で行われる「大銀座落語祭」のプロデューサー業について話し始めた。当時、仕事が欲しくて仕方なかった僕は「なにかあれば、お仕事ください!」と頼む。

「なにかあればね、仕事お願いするね」と返答される。

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