国内

2017年重大ニュース【国内】国宝級茶碗の真贋論争が勃発

2017年の国内ニュース1位は

 2017年も『NEWSポストセブン』では数多くの記事を紹介し続けてきた。その中から編集部が、ネットで反響の大きかった記事を中心に、巷の重大ニュースとは、ひと味違う2017年の「重大ニュース」を厳選した。

 ここでは【国内】編ベスト10を紹介。トップ3の記事については、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する。(以下「」内は中川氏のコメント)

●国内編1~3位

【1位】

曜変天目2500万円の本当の価値は?(番組HPより)

■なんでも鑑定団・国宝級茶碗に陶芸家「どう見てもまがい物」(1月)

「世界に3点しかないとされる中国の陶器『曜変天目茶碗』の“4点目”が新たに見つかり、その鑑定額は2億5000万円! しかしこれに異議を呈した陶芸家がその根拠を伝える、という内容ですね。石坂浩二さんが無視されていた、という衝撃的な事実も発覚した同番組ですが、こちらの件は番組の信頼感にも繋がりかねないだけに、世間に与えた衝撃は大きかった。真贋論争というものは部外者はあまり口出ししづらいところではありますが、この件はネットでもかなり後を引く議論系案件となりました」

【2位】

手はしっかり握られていた(左が輿石氏、右が斉藤氏)

■49歳・人妻市議 男性議員と二股ダブル不倫疑惑の衝撃現場(11月)

「週刊ポストのスクープですね。いやぁ……。実に生々しい写真でした。ネットでは“誰得”的な写真と評価される二人の濃密接近写真です。元々週刊ポストにはあまりにも赤裸々かつ欲望大放出といった形の二人のLINEのやり取りが記されていました。自主規制でこの部分はネットでは流さないことにしたのですが、面白かったのが、ポストの記事を『バイキング』(フジテレビ系)で取り上げた時のことです。週刊ポスト本誌に書かれている内容が過激すぎてここでは読めない……みたいに坂上忍さんが苦笑していました」

【3位】

週刊文春だけではなかった?(写真は週刊新潮より)

■週刊現代元編集長「俺も週刊ポストの中吊り盗み見てたよ」(5月)

「週刊新潮の中吊りを、ライバルである週刊文春を発行する文藝春秋社の“社畜”社員が事前に印刷会社から入手し、コピーを取っていたことを週刊新潮がスクープした件に関連した記事です。週刊現代元編集長の元木昌彦さんに『元木さん、けしからん話ですよね!』という意図で聞きに行ったらまさかの『俺も週刊ポストの中吊り盗み見てたよ』発言じゃないですか! 元木さんは見た目は恐ろしいんですが、酒飲むととんでもなくかわいいオッサンになるタイプなので、なんか憎めないんですよね。これは、ポストの記者も相当肩透かしをくらったことでしょう」

●以下、4~10位

■保育園で「この、ハゲーーー!」流行 悪いのはテレビなのか(7月)

■18kg減の愛子さま 宮内庁は報道陣に「アップ写真使うな」(3月)

■石原慎太郎氏 「尖閣購入時にオバマがCIAに私の暗殺命令」(5月)

■宮古島でプロポーズ成功直後に男性転落死 その涙の真相(9月)

■「小池新党」を牛耳る最側近の「六本木ハレンチ豪遊」撮(5月)

■舛添氏 「小池氏は都民騙すのをやめよ、都民は目を覚ませ」(6月)

■稲田朋美氏におじさん県議ら「守ってやらにゃ」と結束ムード(9月)

関連記事

トピックス

2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《不倫報道で沈黙続ける北島康介》元ボーカル妻が過ごす「いつも通りの日常」SNSで垣間見えた“現在の夫婦関係”
NEWSポストセブン
秋篠宮家の長男・悠仁さまの成年式が行われた(2025年9月6日、写真/宮内庁提供)
《凜々しきお姿》成年式に臨まれた悠仁さま 筑波大では「やどかり祭」でご友人とベビーカステラを販売、自転車で構内を移動する充実したキャンパスライフ
NEWSポストセブン
中途採用応募者が急に増えて担当者は困惑(写真提供/イメージマート)
《SNSの偽情報で実害》中途採用に「条件満たさない」応募者が激増した企業、勝手にFラン認定された大学は「少子化の中、学生に来てもらう努力を踏み躙られた」
NEWSポストセブン
趣里(左)の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊(右=Getty Images)
趣里の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊、父と娘の“絶妙な距離感” 周囲が気を揉む水谷監督映画での「初共演」への影響
週刊ポスト
日本復帰2戦目で初勝利を挙げたDeNAの藤浪晋太郎(時事通信フォト)
横浜DeNA・藤浪晋太郎を大事な局面で起用する三浦大輔監督のしたたかな戦略 相手ファンからブーイングを受ける“ヒール”がCSの行方を左右する
週刊ポスト
宮路拓馬・外務副大臣に“高額支出”の謎(時事通信フォト)
【スクープ】“石破首相の側近”宮路拓馬・外務副大臣が3年間で「地球24週分のガソリン代」を政治資金から支出 事務所は「政治活動にかかる経費」と主張
週刊ポスト
15人の大家族「うるしやま家」(公式HPより)
《ビッグダディと何が違う?》フジが深夜23時に“大家族モノ”を異例の6週連続放送 今、15人大家族「うるしやま家」が人気の背景 
NEWSポストセブン
自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
高校ゴルフ界の名門・沖学園(福岡県博多区)の男子寮で起きた寮長による寮生らへの暴力行為が明らかになった(左上・HPより)
《お前ら今日中に殺すからな》ゴルフの名門・沖学園「解雇寮長の暴力事案」被害生徒の保護者らが告発、写真に残された“蹴り、殴打、首絞め”の傷跡と「仕置き部屋」の存在
NEWSポストセブン
濱田よしえ被告の凶行が明らかに(右は本人が2008年ごろ開設したHPより、現在削除済み、画像は一部編集部で加工しております)
「未成年の愛人を正常に戻すため、神のシステムを破壊する」占い師・濱田淑恵被告(63)が信者3人とともに入水自殺を決行した経緯【共謀した女性信者の公判で判明】
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
《外道の行い》六代目山口組が「特殊詐欺や闇バイト関与禁止」の厳守事項を通知した裏事情 ルールよりシノギを優先する現実“若いヤクザは仁義より金、任侠道は通じない”
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン