「和田さんとは『実況解説! 小泉劇場』(PHP研究所)という本を共著で出すなど、実際にアドバイスをたくさん受けていました。彼女としては、和田さんと結婚することで、以前のようなタレント的な仕事ではなく、報道キャスターとして新境地を開きたいという思いがあったのでしょう」(有賀さんの知人)

 結婚の年に長女を出産。すぐに仕事にも復帰し、傍目には順風満帆に思えた。だが、2006年に離婚。結婚生活はわずか4年で破綻してしまった。その離婚会見で有賀さんは、「夫婦だったけど(和田氏は)上司だった」「妊娠中から(結婚は)間違いだったかもと思っていた」とサバサバした表情で元夫をバッサリ。後に、「刑務所に入るつもりで結婚した」とも語っている。以降、有賀さんはシングルマザーとして子供を育ててきた。

 元「3人娘」の河野はフジテレビ退社の翌1995年に貴乃花と結婚。相撲部屋のやり手の女将へと華麗なる転身をしたのは周知の通り。

 八木も2000年にフリーになり、2002年に大学時代の同級生と結婚した後、アメリカに留学。その後、報道番組のキャスターを任されるほか、女優としても活躍してきた。

「女子アナの生き方は結婚で変わります。逆にいえば、結婚でしかなかなか変えられないところがある。花田さんと八木アナは結婚によって変わったけど、有賀さんはよくも悪くも“彼女のまま”だった。有賀さんの活躍で、女子アナにアイドル的な価値を見出したテレビ局としては、若くてフレッシュな女性を使いたい。“30才定年説”も公然といわれて、女子アナの賞味期限が短くなるなかで、河野さんは結婚でその道から潔く退き、八木アナもアイドル路線と一線を画すことで、上手にキャスターに転身した。でも、有賀さんはそれができずにもがいていたように思います」(テレビ局関係者)

※女性セブン2018年2月22日号

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