芸能

写真家・関口照生氏が語る竹下景子、辺見えみり、西田ひかるら

竹下景子 75年/当時22歳

 カレンダーやポスター、雑誌でのグラビア、写真集の撮影などで幅広く活躍し、近年はTV番組のコメンテーターや政府の諮問委員まで務める写真家・関口照生氏。約半世紀に及ぶ写真家生活の中で出会った女優たちとの撮影秘話を明かす。

 関口氏の作品を語る上で欠かせない被写体は、妻である女優の竹下景子だ。出会いは彼女が20歳の頃。銀行のポスター撮影の現場だった。

「あまりに素人っぽくて、とてもタレントさんだとは思わず、現場を訪れた彼女に“ご用件は?”なんて聞いてしまいました(笑い)。でも撮影すると、まだ出来上がっていない可能性を秘めていると感じましたね」

 それからは毎月のように撮影。3年後には、海外での印象深い写真集の撮影も行なった。

「友人とギリシャの島々を巡る卒業旅行に行くというので、マネージャーの許可を得てロードス島で合流しました。撮影は1日数時間で、あとは彼女の旅行時間。掲載した、光の中でボディラインが浮き上がる1枚はその時のものです」

 同じように秘めた可能性を感じたのは、デビュー前に会った辺見えみりだった。

「彼女が15歳の頃、母親の辺見マリさんのご縁でお会いしました。今よりふっくらしていたのを覚えています。その後、デビューしてから撮影したのですが、初めて会った頃の良さを残したいいタレントさんになっていて、感慨深いものがありました。デビューまでの2年間、徹底してトレーニングや勉強をして努力されたんだと思います」

関連記事

トピックス

《悠仁さま成年式》雅子さまが魅せたオールホワイトコーデ、 夜はゴールドのセットアップ 愛子さまは可愛らしいペールピンクをチョイス
《悠仁さま成年式》雅子さまが魅せたオールホワイトコーデ、 夜はゴールドのセットアップ 愛子さまは可愛らしいペールピンクをチョイス
NEWSポストセブン
LUNA SEA・真矢
と元モー娘。・石黒彩(Instagramより)
《80歳になる金婚式までがんばってほしい》脳腫瘍公表のLUNA SEA・真矢へ愛妻・元モー娘。石黒彩の願い「妻へのプレゼントにウェディングドレスで銀婚式」
NEWSポストセブン
昨年10月の総裁選で石破首相と一騎打ちとなった高市早苗氏(時事通信フォト)
「高市早苗氏という“最後の切り札”を出すか、小泉進次郎氏で“延命”するか…」フィフィ氏が分析する総裁選の“ウラの争点”【石破茂首相が辞任表明】
NEWSポストセブン
万博で身につけた”天然うるし珠イヤリング“(2025年8月23日、撮影/JMPA)
《“佳子さま売れ”のなぜ?》2990円ニット、5500円イヤリング…プチプラで華やかに見せるファッションリーダーぶり
NEWSポストセブン
次の首相の後任はどうなるのか(時事通信フォト)
《自民党総裁有力候補に党内から不安》高市早苗氏は「右過ぎて参政党と連立なんてことも言い出しかねない」、小泉進次郎氏は「中身の薄さはいかんともしがたい」の評
NEWSポストセブン
阪神の中野拓夢(時事通信フォト)
《阪神優勝の立役者》選手会長・中野拓夢を献身的に支える“3歳年上のインスタグラマー妻”が貫く「徹底した配慮」
NEWSポストセブン
9年の濃厚な女優人生を駆け抜けた夏目雅子さん(撮影/田川清美)
《没後40年・夏目雅子さんを偲ぶ》永遠の「原石」として記憶に刻まれた女優 『瀬戸内少年野球団』での天真爛漫さは「技巧では決して表現できない境地」
週刊ポスト
朝比ライオさん
《マルチ2世家族の壮絶な実態》「母は姉の制服を切り刻み…」「包丁を手に『アンタを殺して私も死ぬ』と」京大合格も就職も母の“アップへの成果報告”に利用された
NEWSポストセブン
チームには多くの不安材料が
《大谷翔平のポストシーズンに不安材料》ドジャースで深刻な「セットアッパー&クローザー不足」、大谷をクローザーで起用するプランもあるか
週刊ポスト
ブリトニー・スピアーズ(時事通信フォト)
《ブリトニー・スピアーズの現在》“スケ感がスゴい”レオタード姿を公開…腰をくねらせ胸元をさすって踊る様子に「誰か助けてあげられないか?」とファンが心配 
NEWSポストセブン
政権の命運を握る存在に(時事通信フォト)
《岸田文雄・前首相の奸計》「加藤の乱」から学んだ倒閣運動 石破降ろしの汚れ役は旧安倍派や麻生派にやらせ、自らはキャスティングボートを握った
週刊ポスト
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《不倫報道で沈黙続ける北島康介》元ボーカル妻が過ごす「いつも通りの日常」SNSで垣間見えた“現在の夫婦関係”
NEWSポストセブン