ライフ

ハイスペック男性が求める「プロ妻」になった女子の哲学

プロ彼女からプロ妻へ進化した女子は…

 夜な夜な港区界隈で「ハイスペック男性」たちと飲み会を繰り広げている港区女子。そんな彼女たちは、「どうせお金目当てでしょ」「女を武器にして……」と批判されることが多い。そんな中、“哲学”を持ち、ハイスペック男性の「プロ彼女」から「プロ妻」へと進化した女性がいる。現役港区女子の吉川リサコ氏がリポートする。

 * * *
「プロ彼女」という言葉が流行った。俳優・西島秀俊が結婚した頃である。彼は、女性週刊誌で「交際相手に求める7か条」として、以下の“掟”があると報じられていた。

1 仕事のワガママは許すこと
2 映画鑑賞についてこない
3 女性も目標を持ち一生懸命であること
4 “いつも一緒”を求めない
5 「女の心理」の理解を求めない
6 メール返信がなくてもOK
7 1か月半会話なしでも我慢すること

 要は、「私たち付き合っているんだから…」的な女のワガママは一切言わないということだ。それをできる女が「プロ彼女」だという。

 そして、ハイスペック男性の多くは「プロ彼女」を求めているものだ。ビジネスにプライベートに忙しい彼らに「毎日LINEしたいよ」「スタンプくらい返せるでしょ」なんて言うのは三流女である。

 ナナコは立派な「プロ彼女」だった。ナナコの彼氏は、たいがいの高級レストランで顔も名前も知られている内藤(仮名)という男である。

 内藤は、もともとコンサルティング会社にいたが、今は数々のベンチャー会社に投資している。内藤が36歳、ナナコが21歳の時に知り合った。内藤は毎晩飲み歩く。その飲み会にたまたまナナコが参加した。

 内藤は華奢な女が好きだった。今までの彼女は山田優のような長身小顔ばかりである。

 が、ナナコは正反対。背は高くなく童顔で、グラビアアイドルの篠崎愛を思わせる「可愛い系」だった。ただ、彼女の毒舌トークを内藤が面白がり、交際がスタートした。

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン