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国際情報

2018.05.05 16:00  SAPIO

金正恩は冷酷戦略家 笑顔外交の一方で国内の監視・統制強化

習近平氏相手の外交デビューも無難にこなした 朝鮮中央通信撮影・共同

 アメリカ、韓国、そして中国までもが、つい先日まで世界中で愚かな指導者と蔑まれていた男に振り回されている。金正恩とは何者なのか。何を考えているのか。北朝鮮報道のスペシャリスト・城内康伸氏が未公開情報をもとに、その実像を明らかにする。

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 限られた情報の中で、「危ない人物」とのイメージが先行してきた金正恩氏は、正日氏と在日朝鮮人出身の3番目の妻、高ヨンヒ氏との間に、三男として生まれた。

 12歳の時、スイスの首都ベルンに留学し、留学途中の2001年に帰国した。それから、2010年9月に朝鮮人民軍大将に就任するまでの彼の歩みは、ベールに包まれたままだ。

 定説では、金正日総書記が2008年8月に脳卒中で倒れて後継者決定が至急となり、翌2009年1月に後継者に内定したとされる。だが、労働党幹部出身の脱北者は異を唱える。

「後継内定は2003年春。最高首脳部だけに明らかにされた」

 韓国の情報関係者も「後継内定が2009年より前という情報は確かにある」と話す。「2003年説」が事実とすれば、金総書記の死去に伴う権力継承まで、9年近くを後継者修業に費やしており、経験不足とは言い切れない。

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