国際情報

「佳子さまのおむつ」を商標登録した中国企業に直撃!

商品化も近いという(写真はイメージ)

 あらゆる商品からアニメのキャラクターまで、中国による“商標横取り”の事例は枚挙に暇がないが、なんと日本の皇族の名前までもが中国で商標登録されていた。

 中国の特許庁に相当する「国家工商行政管理総局」公式ホームページで、登録済み商標のページを見ると、そこには「佳子公主」(公主とはプリンセスの意)の名が記載されていた。

 登録日は2015年6月11日。当時は、秋篠宮家の佳子内親王が学習院大学から国際基督教大学に転入したばかりで、日本の「佳子さまフィーバー」が中国にも波及していた頃だという。

 そんな人気に便乗しようと考えたのだろう。商標の登録者は福建省泉州市のおむつメーカーだった。なぜおむつメーカーが佳子さまの名前を商標登録したのか。

「『佳子公主』は確かに弊社が取得した商標です。近く、この商標を付けた子供用の紙おむつを販売予定です。子供は親にとってプリンス、プリンセス。そこで、中国で一番有名なプリンセスである佳子公主の名前をいただいたのです」(広報担当者)

 中国では品質の良い日本製オムツが人気。日本を訪れる際に爆買いする中国人観光客も少なくない。佳子さまの名前を利用し、“メイド・イン・ジャパン”のような雰囲気を出したいという意図もあるのだろうか。

「日本は安全性や品質の高さで肯定的なイメージもあるので、佳子公主の名前は弊社の製品にぴったりだと思っています。日本の皇室を侮辱する意図は全くありません」(同前)

 販売時期は確定していないが、市場に出たら日本政府はどう対処するのか。

関連記事

トピックス

大谷翔平の投手復帰が待ち望まれている状況だが…
大谷翔平「二刀流復活でもドジャースV逸」の悲劇を防ぐカギは“7月末トレード” 最悪のシナリオは「中途半端な形で二刀流本格復活」
週刊ポスト
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン
“進次郎劇場”で自民党への逆風は止まったか
《進次郎劇場で支持率反転》自民党内に高まる「衆参ダブル選挙をやれば勝てる」の声 自民党の参院選情勢調査では与党で61議席、過半数を12議席上回る予測
週刊ポスト
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
「生肉からの混入はあり得ないとの回答を得た」“ウジ虫混入ラーメン”騒動、来来亭が調査結果を公表…虫の特定には至らず
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談【第24回】現在70歳。自分は、人に何かを与えられる存在だったのか…これから私にできることはありますか?
週刊ポスト