国内

自民党議員のスマホ熱中症が深刻、赤坂自民亭だけじゃない

議員もスマホ中毒(西村康稔官房副長官のツイッターより。現在は削除済み)

 無名の一般人でさえ、軽率な投稿をきっかけに炎上し、全国ニュースの騒動になってしまうSNSトラブル。もともと目立ちたがり屋の政治家の投稿が軽薄でお粗末となれば、大炎上するのもむべなるかな。

 安倍政権の“緩み”を露呈して大きな批判を浴びた西村康稔・官房副長官の西日本豪雨の夜の「赤坂自民亭」宴会写真に懲りるどころか、政治家たちのSNSの暴走と迷走に拍車がかかっている。やらかしたのは45万人のフォロワーがいる河野太郎・外相だった。

〈こんな風に寝たそうです〉──宴会ツイート批判さめやらぬ中、訪問先のフランスで、「王の寝室」のベッドに横たわった自身の“ドヤ顔”や「金のバスタブ」などの写真をツイッターで紹介、「税金で宮殿観光か」と猛批判を浴びた。

 災害被害報道でかき消されたが、実はその間にも政治家の“お気楽ツイート”は続出していた。

 自民党国対委員長や幹事長代理を歴任した重鎮、逢沢一郎代議士は地元の岡山で大災害が起きていた7月7日、JR西日本の人気の観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」の客室で名物のとやま寿司に舌鼓を打ち、〈いや、実に美味しい。素晴らしい〉とツイートして料理の写真をアップした(現在は削除)。

 この日は七夕。国交相を2期務めた石原伸晃氏は、星に祈っていた。

〈今年の七夕の短冊に願いごとを書くとしたら、まず何より、「大雨の被害がこれ以上広がらないように」〉

関連記事

トピックス

佳子さまの“着帽なし”の装いが物議を醸している(写真/共同通信社)
「マナーとして大丈夫なのか」と心配の声も…佳子さま“脱帽ファッション”に込められた「姉の眞子さんから受け継ぐ」日本の伝統文化への思い
週刊ポスト
「秋の園遊会」に出席された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《秋の園遊会》 赤色&花の飾りで“仲良し”コーデ 愛子さまは上品なきれいめスタイル、佳子さまはガーリーなデザイン
NEWSポストセブン
(写真/アフロ)
《155億円はどこに》ルーブル美術館強盗事件、侵入から逃走まで7分間の「驚きの手口」 盗まれた品は「二度と表世界には戻ってこない」、蒐集家が発注の可能性も 
女性セブン
真美子さんが“奥様会”の写真に登場するたびに話題に(Instagram /時事通信フォト)
《ピチピチTシャツをデニムジャケットで覆って》大谷翔平の妻・真美子さん「奥様会」での活動を支える“元モデル先輩ママ” 横並びで笑顔を見せて
NEWSポストセブン
ミントグリーンのワンピースをお召しになった佳子さま(写真はブラジル訪問時。時事通信フォト)
《ふっくらした“ふんわり服”に》秋篠宮家・佳子さまが2度目の滋賀訪問で表現した“自分らしい胸元スッキリアレンジ”、スタイリストが解説
NEWSポストセブン
クマによる被害が相次いでいる(左・イメージマート)
《男女4人死傷の“秋田殺人グマ”》被害者には「顔に大きく爪で抉られた痕跡」、「クラクションを鳴らしたら軽トラに突進」目撃者男性を襲った恐怖の一幕
NEWSポストセブン
遠藤
人気力士・遠藤の引退で「北陣」を襲名していた元・天鎧鵬が退職 認められないはずの年寄名跡“借株”が残存し、大物引退のたびに玉突きで名跡がコロコロ変わる珍現象が多発
NEWSポストセブン
「全国障害者スポーツ大会」を観戦された秋篠宮家・次女の佳子さま(2025年10月26日、撮影/JMPA)
《注文が殺到》佳子さま、賛否を呼んだ“クッキリドレス”に合わせたイヤリングに…鮮やかな5万5000円ワンピで魅せたスタイリッシュなコーデ
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《スイートルームを指差して…》大谷翔平がホームラン後に見せた“真美子さんポーズ”「妻が見に来てるんだ」周囲に明かす“等身大でいられる関係”
NEWSポストセブン
相撲協会と白鵬氏の緊張関係は新たなステージに突入
「伝統を前面に打ち出す相撲協会」と「ガチンコ競技化の白鵬」大相撲ロンドン公演で浮き彫りになった両者の隔たり “格闘技”なのか“儀式”なのか…問われる相撲のあり方
週刊ポスト
女優・八千草薫さんの自宅が取り壊されていることがわかった
《女優・八千草薫の取り壊された3億円豪邸の今》「亡き夫との庭を遺してほしい」医者から余命宣告に死の直前まで奔走した土地の現状
NEWSポストセブン
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン