• TOP
  • ライフ
  • 【大塚英志氏書評】手塚治虫漫画を思想宣伝の道具にするな

ライフ

2018.08.16 07:00  週刊ポスト

【大塚英志氏書評】手塚治虫漫画を思想宣伝の道具にするな

 教材として示すならこのようなまんが家・手塚治虫のつくられ方であり、その中で彼が彼の表現をいかに自ら獲得していくか、その過程をこそ示すべきである。描くことの自由の教材としてあらゆる作品はなくてはいけない。

 ぼくは作家やまんが家が政治的立場を有して当然だと思うが、同時に、表現を第三者がプロパガンダのツールとして用いることはあってはならないと考える。全てのまんががプロパガンダのツールとなることは拒否すべきであり、プロパガンダに良いプロパガンダと悪いプロパガンダなどないのである。

※週刊ポスト2018年8月17・24日号

コメント 0

SNSでNEWSポストセブンをフォロー

  • LINE:友だちに追加
  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

関連記事

トピックス