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2018.08.16 07:00  女性セブン

山崎賢人が演じる発達障害役、演技助言医師が伝えるリアルさ

◆細かいところもドラマに反映

「自閉症スペクトラム障害の人は『感情』と『表情』が一致しないことが多い。喜んでいたり、悲しんでいるのに、それをうまく表現できないから、気持ちが伝わりにくく、孤独。山崎さんには、どのような状況でも表情をあまり変えないように指導しています。

 また、体の動かし方も特徴的です。運動神経の働きが独特なので、歩く、モノを掴む、振り向くなどの一つひとつの動作で、健常者に比べ、より大きなエネルギーを使います。だから、非常に疲れやすく、いつも猫背気味です。姿勢が固まりがちで、体をスムーズに動かすのも苦手。そうした自閉症スペクトラム障害の人特有の感覚を山崎さんに伝えています」

 ドラマでは湊が大好物のおにぎりを頬張る姿も印象的だ。

「味覚や嗅覚、聴覚などの五感が過敏なので偏食の人が多い。私も、大学生になるまでケーキや寿司は食べたことがなく、貝類やトマト、椎茸など苦手な食べ物がたくさんあります。だから、湊のようにいつもおにぎりを食べるようになる。そうした細かい部分もドラマに反映されています」

 西脇さんは山崎の演技のヒントになるように、アスペルガー症候群を抱えるKOKOROさんを紹介。KOKOROさんは鉛筆を使い、非常に緻密な筆致で絵を描く画家だ。

「彼のしゃべり方や動き方を撮影したビデオを見てもらっています。第1話には山崎さん演じる湊くんのお兄さんが絵で登場していますが、実際にKOKOROさんが描いたものです」

※女性セブン2018年8月23・30日号

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