スポーツ

大谷翔平 打者専念でも新人王獲得の可能性、対抗馬は2人

二刀流はどうなる(時事通信フォト)

「二刀流」が岐路に立たされている。エンゼルスは5日、大谷翔平(24)の右肘の内側側副じん帯に新たな損傷が見つかったと発表した。その3日前、アストロズ戦に先発登板して最速159.8キロをマークするなど復活を印象づけていただけに、衝撃と失望は大きかった。現地のアメリカ人記者がいう。

「ビリー・エプラー球団GMは、大谷へトミー・ジョン手術(じん帯再建手術)を勧めていると説明した。今季のエンゼルスのプレーオフ進出はすでに絶望的だし、術後のリハビリに1年~1年半かかることを考えれば、一刻も早くオペをしたいところ。しかし悩ましいのは大谷が打者として大爆発していることです」

 新たなケガが見つかった5日には、暗いムードを吹き飛ばす1試合2本塁打で日本人選手の1年目記録(城島健司・18本)に並んだ。

「手術を受ければ打者としての復活にも1年近くかかってしまう。エンゼルスにとって来季の主砲を失うことを意味するわけです。それなら来季までは打者に専念して、十分に休養を取ってから投手として復活を狙うプランもある」(同前)

 このまま打者として出場を続ければ、大谷が新人王タイトルを獲得する可能性は十分ある。

 対抗馬は2人。開幕直後から名門ヤンキースでサードのレギュラーとなり、打率2割9分7厘・23本塁打・76打点(4日現在、以下同)のミゲル・アンドゥハー(23)と、同じくヤンキースのセカンドとして2割8分0厘・22本塁打・66打点をマーク、オールスターにも選出されたグレイバー・トーレス(21)だ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン