国内

警報器も遮断機もない「ミニ踏切」、実は厄介な代物

電車接近表示機だけが設置されているミニ踏切

 渋滞や事故を引き起こしやすいと、都市部では減る一方の踏切だが、東京都内にもまだまだ踏切が存在する。しかも、警報器も遮断機もない小さな踏切が23区内にある。ライターの小川裕夫氏が、大塚駅そばにあるミニ踏切について紹介する。

 * * *
 10月5日に放送された『次課・長州の力旅』(BSフジ)では、次長課長の河本準一さん、井上聡さん、そして元プロレスラーの長州力さんと私の4人で都内の踏切名所を巡った。

 番組内で巡った踏切は、3か所。

 最初に訪れたのは、京成高砂駅に隣接する踏切、次に訪れたのが田端駅―駒込駅間にある山手線に唯一残った踏切。そして、最後に訪れたのがJR大塚駅そばにある都電荒川線のミニ踏切だ。

『踏切天国』(秀和システム)という踏切だけを徹底的に紹介した本を2009年に出版して以降、私は踏切を紹介するテレビ番組に何回も出演してきた。

 以前の打ち合わせでは、制作側から「何カ所か踏切名所をロケしたいが、都内近郊で」と言い渡される。踏切は、北は北海道から南は鹿児島まで存在し、面白い踏切は各地に点在している。踏切を愛でるためだけに全国あちこちに足を運んだ私にとって、都内近郊の踏切だけを紹介するのはいまひとつ物足りない。

 しかし、番組の予算やロケ時間を考慮すれば、わざわざ踏切のためだけに遠方ロケをするわけにもいかない。そうした事情から、この手の番組では田端駅―駒込駅間の山手線の踏切を繰り返し紹介してきた。もはや、定番になっている趣さえある。

 一方、大塚駅そばにある都電荒川線のミニ踏切は、今回の番組で初めて紹介した。大塚駅南口から、都電荒川線の線路沿いを歩くこと1分。その踏切は現れる。

関連記事

トピックス

大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《巨人の魅力はなんですか?》争奪戦の前田健太にファンが直球質問、ザワつくイベント会場で明かしていた本音「給料面とか、食堂の食べ物がいいとか…」
NEWSポストセブン
10月に公然わいせつ罪で逮捕された草間リチャード敬太被告
《グループ脱退を発表》「Aぇ! group」草間リチャード敬太、逮捕直前に見せていた「マスク姿での奇行」 公然わいせつで略式起訴【マスク姿で周囲を徘徊】
NEWSポストセブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《梨園に誕生する元アイドルの嫁姑》三田寛子と能條愛未の関係はうまくいくか? 乃木坂46時代の経験も強み、義母に素直に甘えられるかがカギに
NEWSポストセブン
大谷翔平選手、妻・真美子さんの“デコピンコーデ”が話題に(Xより)
《大谷選手の隣で“控えめ”スマイル》真美子さん、MVP受賞の場で披露の“デコピン色ワンピ”は入手困難品…ブランドが回答「ブティックにも一般のお客様から問い合わせを頂いています」
NEWSポストセブン
佳子さまの“ショッキングピンク”のドレスが話題に(時事通信フォト)
《5万円超の“蛍光ピンク服”》佳子さまがお召しになった“推しブランド”…過去にもロイヤルブルーの “イロチ”ドレス、ブラジル訪問では「カメリアワンピース」が話題に
NEWSポストセブン
「横浜アンパンマンこどもミュージアム」でパパ同士のケンカが拡散された(目撃者提供)
《フル動画入手》アンパンマンショー“パパ同士のケンカ”のきっかけは戦慄の頭突き…目撃者が語る 施設側は「今後もスタッフ一丸となって対応」
NEWSポストセブン
大谷翔平を支え続けた真美子さん
《大谷翔平よりもスゴイ?》真美子さんの完璧“MVP妻”伝説「奥様会へのお土産は1万5000円のケーキ」「パレードでスポンサー企業のペットボトル」…“夫婦でCM共演”への期待も
週刊ポスト
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
劉勁松・中国外務省アジア局長(時事通信フォト)
「普段はそういったことはしない人」中国外交官の“両手ポケットイン”動画が拡散、日本側に「頭下げ」疑惑…中国側の“パフォーマンス”との見方も
NEWSポストセブン