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ガッツ石松 「チャレンジありきで納得する人生だよ」

思い出のグローブを手にするガッツ石松

 グラビア写真界の第一人者、渡辺達生氏(69)が“人生最期の写真を笑顔で撮ろう”とのコンセプトで立ち上げた『寿影』プロジェクト。渡辺氏は、自然な笑顔を引き出すべく、撮影する人に「一品」を持ってきてもらって、それにまつわるエピソードを聞きながら撮影する。

 元プロボクサーのガッツ石松氏(69)が持ってきたのは、世界王者奪取時のグローブだった。

「やったぞ、バカヤロー!」

 1974年4月11日。真っ赤なグローブで放った「幻の右」で、チャンピオンのロドルフォ・ゴンザレスを倒した直後、騒然となった会場でガッツ氏は叫んだ。

「俺が勝つとは誰も思っていなかった。バカヤローは8年間も耐えて耐えてやり続けた誇りが、世間に向けて言わせたんだ」

 世界王者のタイトルを5度防衛。引退後は唯一無二の存在感で子供の頃からの夢だった俳優業もこなし、ハリウッド映画にも出演して成功を収めた。反して選挙出馬で3億円の借金、商売もすべて失敗と辛酸も舐めた。

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