スポーツ

根尾昂にドラフト直前インタビュー「プロで25年やりたい」

──ウエイトトレーニングはかなりやりますか?

根尾:夏の大会中でもやっていましたし、今でもずっとやっています。やっぱり筋肉が落ちてしまうと、動けなくなり、パワーも落ちるのでそこは続けています。今後も弱い部分は強くしていきたいと思っています。

──いま、肉体改造をしたい部分は?

根尾:下半身です。下半身を使ってバッティングをしますし、ピッチングも守備も、全部下半身が大切なので、やっぱり実践を積んでいくと、どうしても重心がどんどん上に来てしまうので、もう一回基本じゃないですが、元々腰から下、足にも負担がきやすい体だと思っているので、そこをもう一回鍛え直すために、もう一つ二つ上のレベルにいけるように、スクワットやったり、ジャンプ系のウェストメニューをやっています。

──プレーを見ていると、常に冷静な感じがしますが、何か心掛けていることがあるのでしょうか。

根尾:なるべく視野を広く、特にショートをやる時は打者だけに集中してもいけないですし、逆に周りを見過ぎてもいけないので、ある程度の散漫ではないですが、集中させ過ぎないことに気を付けています。例えば、練習前に「黙想」することで、練習前と練習中をしっかり分けるというか、一回何も考えない時間を作るように心がけています。

──適応能力、観察力、分析力の中では、何が1番秀でてると思いますか?

根尾:観察力です。データをとってくれている選手がいたので、それを頭に入れて、相手を観察するようにしていました。

──大阪大会でも甲子園の決勝でも、野球に取り組む気持ちは一緒?

根尾:常にマックスです。甲子園だったら相手も強くなりますし、どんどん勝ちにくく、負けやすくなってくるトーナメントだと思っています。1試合負けてしまったら、次はないので、常に同じつもりで戦っています。

──大阪桐蔭で1番学んだことは?

根尾:経験というか、試合を想定した練習もしますし、公式戦も勝っていけばいくほど、経験も積んでいけるので、「勝って勉強する」というのを1番学べました。勝っていれば、失敗しても次に活かせるので、1試合1試合成長していける。そのために必要なことはやっぱり経験ということを学びました。

──高校野球が終わった今は何をしている時が1番楽しいですか?

根尾:いまも練習です。練習が終わった後のお風呂とかですかね(笑)。

──先輩や同級生から、「根尾さん」って呼ばれるようになったのはいつ?

根尾:同級生は最初からです。先輩から呼ばれるのは違和感ありありでした(笑)。

──自分のキャラクターを漢字で表すと?

根尾:性格は、「頑固」だと思いますが、漢字ですか……。考えたことないので、思い浮かびません(笑)。

──寮生活は好き?

根尾:好きだと思ってます。家よりも野球に集中できる環境です。部屋割りは学年ごとで、いま3年生の寮生が8人なので二部屋の4人部屋です。1、2年生の時は3人部屋とかが、7つくらいありました。

関連記事

トピックス

ビエンチャン中高一貫校を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月19日、撮影/横田紋子)
《生徒たちと笑顔で交流》愛子さま、エレガントなセパレート風のワンピでラオスの学校を訪問 レース生地と爽やかなライトブルーで親しみやすい印象に
NEWSポストセブン
鳥取の美少女として注目され、高校時代にグラビアデビューを果たした白濱美兎
【名づけ親は地元新聞社】「全鳥取県民の妹」と呼ばれるグラドル白濱美兎 あふれ出る地元愛と東京で気づいた「県民性の違い」
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン
『ルポ失踪 逃げた人間はどのような人生を送っているのか?』(星海社新書)を9月に上梓したルポライターの松本祐貴氏
『ルポ失踪』著者が明かす「失踪」に魅力を感じた理由 取材を通じて「人生をやり直そうとするエネルギーのすごさに驚かされた」と語る 辛い時は「逃げることも選択肢」と説く
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
10月に公然わいせつ罪で逮捕された草間リチャード敬太被告
《グループ脱退を発表》「Aぇ! group」草間リチャード敬太、逮捕直前に見せていた「マスク姿での奇行」 公然わいせつで略式起訴【マスク姿で周囲を徘徊】
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《巨人の魅力はなんですか?》争奪戦の前田健太にファンが直球質問、ザワつくイベント会場で明かしていた本音「給料面とか、食堂の食べ物がいいとか…」
NEWSポストセブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《梨園に誕生する元アイドルの嫁姑》三田寛子と能條愛未の関係はうまくいくか? 乃木坂46時代の経験も強み、義母に素直に甘えられるかがカギに
NEWSポストセブン
大谷翔平選手、妻・真美子さんの“デコピンコーデ”が話題に(Xより)
《大谷選手の隣で“控えめ”スマイル》真美子さん、MVP受賞の場で披露の“デコピン色ワンピ”は入手困難品…ブランドが回答「ブティックにも一般のお客様から問い合わせを頂いています」
NEWSポストセブン