ライフ

もう「受けなくても済む」がん手術4種、すぐ切るのはNG!

医者に言われてもすぐ切るな?

 オプジーボやキイトルーダといったがん免疫治療薬による“第4の治療法”に注目が集まる中、これまでがん治療において第一選択肢とされていた「外科手術」に対する医学界の見方が変わりつつある。

 近年、複数の研究機関が「がんの部位・種類によっては切らないほうがいい」という報告をしている。海外の医学情報に詳しい医療経済ジャーナリストの室井一辰氏が言う。

「これまで最も効果的な選択肢とされてきた外科手術は、一方で体への負担や術後のQOL(生活の質)の低下などのデメリットが問題視されていた。

 そのため『外科手術とそれ以外の治療で生存率やQOLはどう変化するか』といった研究が盛んに行なわれるようになってきている」

◆「監視」という治療法

 代表的なものが、60歳以上の患者が9割以上といわれる前立腺がんだ。がんに関する著作が多い新潟大学名誉教授の岡田正彦医師が解説する。

「2012年に米ワシントン大学が発表した研究では、別の病気で亡くなった60~79歳の男性のうち、7割から前立腺がんが見つかったとしています。つまり、本人が知らないうちに前立腺がんになっていても、それが死因とならずに一生を終えるケースが多いのです」

関連記事

トピックス

中村芝翫と三田寛子
三田寛子、夫・中村芝翫と愛人の“半同棲先”に怒鳴り込んだ「絶妙タイミング」 子供たちも大事な時期だった
週刊ポスト
6月9日、鹿児島市内の認定こども園で、刃物のようなもので男児の首を切りつけて出血させたとして、殺人未遂容疑で逮捕された笹山なつき容疑者(21)
《鹿児島2歳児切りつけ》「見えたらいけないものが…」21歳の女性保育士が犯行前にSNSで意味深投稿 母校の高校関係者は「夢の実現目指して熱心に勉強を」
NEWSポストセブン
アメリカ・ロサンゼルスの裁判所前で、報道陣に囲まれる米大リーグ・大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告(EPA=時事)
水原一平被告、ウーバー転身も資格剥奪 巨額の借金返済のために残された道は「暴露本」か、「YouTuber転身」か
NEWSポストセブン
大学受験に向けて動き出されている悠仁さま(写真/JMPA)
悠仁さまの東大受験に暗雲、推薦枠での入学には極めて高いハードル 進学先候補に東京農業大学、玉川大学、筑波大学
週刊ポスト
杏
【全文公開】杏、帰国時に極秘入院 ワンオペで子育てしながらの仕事、元夫・東出昌大 の言動でストレスも 体が悲鳴で短期の検査入院か
女性セブン
【全文公開】中村七之助、梨園きってのモテ男が“実家お泊り愛”の真剣交際 お相手は京都の芸妓、直撃に「ありがとうございます」
【全文公開】中村七之助、梨園きってのモテ男が“実家お泊り愛”の真剣交際 お相手は京都の芸妓、直撃に「ありがとうございます」
女性セブン
全国ライブ中の沢田研二
《ファンの声援にブチ切れ》沢田研二が「見てわからんか!」とステージ上で激怒し突っ込んだ「NGワード」
NEWSポストセブン
一部メディアが盛んに報じている「佳子さまの結婚のお相手候補」(写真/宮内庁提供)
【本命は島津家の御曹司か?】過熱する佳子さま「結婚相手報道」 眞子さんと小室圭さんの騒動で「佳子さまのお相手のハードルが上がった」
週刊ポスト
日本中を震撼させた事件の初公判が行われた
【悲劇の発端】瑠奈被告(30)は「女だと思ってたらおじさんだった」と怒り…母は被害者と会わないよう「組長の娘」という架空シナリオ作成 ススキノ事件初公判
NEWSポストセブン
長所は「どこでも寝られるところ」だと分析された(4月、東京・八王子市。時事通信フォト)
愛子さま、歓迎会の翌日の朝に遅刻し「起きられませんでした」と謝罪 “時間管理”は雅子さまと共通の課題
NEWSポストセブン
中村芝翫と三田寛子
《愛人との半同棲先で修羅場》それでも三田寛子が中村芝翫から離れない理由「夫婦をつなぎとめる一通の手紙」
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告
【父親とSMプレイの練習していた】瑠奈被告(30)の「女王様になりたい」に従った従順な両親の罪
NEWSポストセブン