ラジオのイベントにも精力的に登場する大沢悠里さん(撮影/平野哲郎)


「番組30周年のイベントでは、大阪城ホールを借り切って1万5000人のリスナーと『六甲おろし』を歌いました。リスナーの中には、地元の果物などを送ってくれるかたがいて、こういうつながりがラジオならではと思います。今は確かにラジオを聞く人が減り、ラジオそのものを知らない若者も増えていますが、それでも聞いてくれている人たちに、きちんとした内容を伝えることが大事だと思っています」

 一昨年、平日4時間半の生放送『大沢悠里のゆうゆうワイド』(TBSラジオ)に幕を下ろし、土曜日のみの『大沢悠里のゆうゆうワイド土曜日版』に舞台を移した大沢悠里さん(77才)もまた、ラジオの向こうから「いつもの声」を発信する1人だ。

「みなさん、私の声を聞くことが生活習慣になっているんですよね。主婦のかたは洗濯したり、アイロンをかけたり、家事をしながら、さりげなく聞いている。その時、ぼくが横にいる、という感じになるんですね。一青窈さん(42才)に初めて会った時に“大沢さんのことをよく知ってる。母が聞いているラジオを小さい頃から一緒に聞いていました。その人が、私が大きくなってもラジオを続けているのが嬉しい”って言われたんです。長く続けるってこういうことなんですよね。

 テレビには4時間半の生放送で30年続く番組はない。ラジオだからできたんだと思います。疲れてもたもたした放送をしだしたら、やめるかもわからないけど、それまでは要望がある限り続けたいですね」(大沢さん)

※女性セブン2018年11月22日号

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