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2018.11.11 07:00  NEWSポストセブン

西野亮廣 ネットと地上波で別人の顔を見せる理由は?

 #2では、仕事の都合で前田が途中離席。その代打として出演したのが話題の本を手がける編集者・箕輪厚介。相談者であるHIKAKINに憧れるYouTuberにこう語りかけた。

「HIKAKINと同じ生活スタイルを1年間続けていれば、あなたもある程度有名なYouTuberになれますよ。西野さん、前田さんに憧れる人がいるけど、僕は全然そう思わない。近くで見ていて、あれだけ努力していれば、そりゃ成功するわ!って思うもん」

 番組内で2人が語るアドバイスには、総じて”圧倒的努力”がつきものだ。しかし、2人から発せられるピースフルな空気感がそれをぼやかす。上記したYouTuberのアカウントをチェックしてみたが、更新がすでに滞っていた。毎日更新すらできない人もいる。

 一廉の2人と相談者がグルーブしないこともある。頭の回転が早い2人がポンポンと提示するアイデアについていけない様子も見受けられた。

『株式会社ニシノコンサル』の相談者でアドバイスを実行できる人は限られる。努力はしていたが運に恵まれなかった人ぐらいか……。

“圧倒的努力”とは幻冬舎の創設者・見城徹の格言だ。平成も終わるが、やっぱり成功するには見城イズムなんだ。

 話は変わるが、先週の『ゴットタン』に西野が出演していた。時折、おこなわれる劇団ひとりとの対決企画。劇団ひとりが吐き出した水を肛門に当てられ悶絶する西野。熱情的にアドバイスする『株式会社ニシノコンサル』の西野とは別人の西野がそこにはいた。

 ビートたけしは自らの芸を説明する際に“振り子の理論”を用いる。要約すると「映画監督で成功している時こそ、芸人として裸芸を披露する」といったもの。芸術といった高尚な評価を得たときこそ芸人のくだらなさ引き立つという。

『ゴットタン』で鼻水を垂らしながら全裸で劇団ひとりと絡み合う西野に僕は“振り子の理論”の実行を見た。この人は間違えなくスゴい人だ、常に見る側の心情をざわつかせる。現代という時代が産んだトリックスターだと思う。

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