さらに当日は、元貴乃花親方と現役親方・力士が絡むかたちでのインタビュー取材を行なった社は「即刻退場とする」という口頭の注意喚起までなされた。

 その結果、貴景勝らが露店に挨拶にやってくる場面こそあったものの、“元弟子”に話を聞こうとするメディアはなく、大会に特別審査委員長として参加した“貴シンパ”として知られる浅香山親方(元大関・魁皇)と元貴乃花親方が言葉を交わす場面もなかった。

「協会側は、自由の身になった貴乃花に協会批判を展開されることが恐いのでしょう。以前のように“協会に許可を得ず取材を受けた”などの理由をつけて処分などできませんから。協会に残る“シンパ”を焚きつけるような言動も困る。だからこそ、カメラの前で何を言うかわからない貴乃花と現役の親方・力士が一緒に報じられることがないよう“報道管制”を敷いたのではないか」(担当記者)

※週刊ポスト2018年11月23日号

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