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女性蕎麦職人 修行先の親方が暖簾分けをその場で「快諾」

「蕎楽亭 もがみ」の最上はるかさん

 料理界をリードするのは男性ばかりとは限らない。「蕎楽亭 もがみ」で“愛のひと皿”を振る舞ってくれたのは、女性料理人の最上はるかさん(33)だ。

 * * *
 今年で開業7年目ですが、実際の営業はまだ6年くらいです。というのも、私には1歳と4歳の子供がいて、出産時に8か月間ずつ休業しているんです(笑い)。いまは子供の顔を見るだけで楽しくて、子育てがいい息抜きになっています。

 蕎麦職人になろうと決めたのは大学3年生の時。ミシュラン一つ星の名店「蕎楽亭」でアルバイトを始め、卒業と同時に社員として修業させてもらいました。

 親方には本当に恵まれていて、独立する際に暖簾分けをお願いしたら、その場で「いいよ」と快諾してくださった。独立のアドバイスまでしてくれるような、男気ある親方なんです。

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