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2018.12.09 07:00  週刊ポスト

競馬で「ルメールを買わない」選択をすべきレースとは

リーティングジョッキーはあえて外すべし?

 今年の騎手リーディング争いは、C・ルメールが独走。最後の開催を残して、2位M・デムーロに60勝近い差をつける199勝。勝率2割7分、連対率4割4分という数字は「当てたい」ファンには頼もしい限りだ。競馬歴40年のライター・東田和美氏が、ルメールを「買わない」ほうが勝てる確率が上がるレースについてお届けする。

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 武豊騎手が年間212勝という新記録をつくったのは2005年。ディープインパクトでは三冠を獲得、最終日の有馬記念でも単勝1.3倍と支持を集めたが2着。ディープインパクトが日本馬に敗れたのは、後にも先にもこのレースだけだ。勝ったハーツクライに乗っていたのが、短期免許での来日を始めて3年目のルメール。この時26歳、JRAの重賞初勝利だった。通年免許を取得して2年目の2016年、戸崎圭太と最終日までのデッドヒートの末、1勝の差で涙を飲んだルメールは、昨年初のリーディングジョッキーに。

 今年も6月までM・デムーロにリードされていたものの、7月以降猛ダッシュ。GI8勝を含む重賞20勝。有力馬の騎乗依頼は、東西かかわらずますます増え、ルメールのスケジュールに合わせてローテーションを決めたり、新馬のデビューを決めたりすることも多い。そして、その期待にきっちり応えている。

 ただ、ルメールの騎乗馬を漠然と買っているだけでは「儲ける」ことはできない。

 ルメールは騎乗機会の半数近くが1番人気、これに2番人気を加えると実に7割以上にも及ぶ。1番人気馬に乗った時の勝率は3割9分、2番人気に乗った時の勝率も2割6分と高率だ。勝率が人気とともに落ちるのは当然だが、3番人気だった場合、1割に満たなくなる。

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