国内

金儲けに利用されかねない 複数の団体に関与の紀子さま実弟

実弟の「皇室利用」を不安視されている紀子さま(撮影/JMPA)

 母親と元婚約者との金銭トラブル報道について「解決済み」であると認識していると説明する文書を公表した、秋篠宮家の長女・眞子さま(27才)の婚約内定者・小室圭さん(27才)。現在、小室さんはニューヨークのフォーダム大学で留学中だが、大学がホームページで小室さんを「プリンセス・マコのフィアンセ」と紹介するのと同時に、特待生に選んだことを発表したことを考えると、小室さん自らが「眞子さまの婚約内定者」と売り込んだのではないかとも言われている。

つまり、皇室を利用した可能性が指摘されている小室さんだが、秋篠宮家に関してはもう1人、「皇室利用」を不安視される人物がいる。それは、紀子さま(52才)の実弟である川嶋舟(しゅう)氏だ。

 川嶋氏は、紀子さまの7才年下の弟で、学習院高等科を卒業後は麻布大学、東京大学大学院で獣医学を専攻、現在は、東京農業大学で農学部デザイン農学科准教授として教鞭を執っている。

 そんな川嶋氏が会長を務めていた内閣府認証のNPO法人「T」でトラブルがあったというのだ。

「T」はもともと2010年に障害者の社会参加事業を支援する目的で設立され、東日本震災直後は、相馬市の避難所に空気清浄機を寄贈するなどの活動を行っていた。その「T」を舞台に起きたトラブルは、まさに「皇室利用」を狙った動きだった。

「その団体の関係者が“一口10万円で10口、つまり100万円を寄付してくれるなら、紀子さまの弟の川嶋先生との食事をセッティングする”という触れ込みで、お金集めをしていたそうです。団体には、川嶋氏を利用しようとする連中も集まってきたようです。そもそも、『T』がNPO法人格を取得できたのは、川嶋氏が会長を務めているという“信用”があったからだといわれています。お金集めのトラブルがあり、川嶋氏は会長を辞任しました」(Tの関係者)

◆川嶋舟先生構想「幻の米の酒」

 川嶋氏は他にも多くの団体にかかわっている。

「地方創生事業を推進する一般社団法人『O』は、『川嶋舟先生構想』と名前を前面に出し、クラウドファンディングで資金集めをしています。5000円の出資で、川嶋氏の構想による『幻の米でつくる限定酒』4合が手に入るというものです」(皇室ジャーナリスト)

「O」の代表者が説明する。

「お酒好きの川嶋先生の発案で始まったものです。地域活性化を目指す中でクラウドファンディングという形をとったに過ぎません。川嶋先生は、お酒と福祉についての研究もされており、その一環で行われています」

 川嶋氏が監事としてかかわる一般社団法人「N」は、「日本の伝統的な食文化を研究し、世界に広めることを推進する」ことを目的とした団体だ。サイトの役員のページには「明治天皇の玄孫」「旧米沢新田藩主」といった“肩書”が並ぶ。「N」の事務局は、川嶋氏が参加する理由を次のように述べた。

関連記事

トピックス

初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
「ウチも性格上ぱぁ~っと言いたいタイプ」俳優・新井浩文が激ヤセ乗り越えて“1日限定”の舞台復帰を選んだ背景
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン