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2019.02.17 16:00  週刊ポスト

日韓学力比較 TOEICの平均点は日本517点、韓国676点

文化的な側面でも日本のほうが豊か(カンヌでパルムドールを受賞した是枝裕和監督/時事通信フォト)

 元徴用工への賠償命令判決にレーダー照射問題と、日韓関係に改善の兆しは見えない。いま両国に求められているのは、データに基づき、お互いの現状を認識し合うことである。

 ここでは学力やノーベル賞の受賞者数などを比較しよう。

 高等教育機関の調査会社QSが2018年6月に発表した「QS世界大学ランキング2019」で東大が23位、京大が35位にランクされた。韓国ではソウル大がその下の36位だった。

 しかし、大学進学率自体は韓国の方が高い。日本の約50%に対し、韓国は約70%。OECD加盟国の中では世界1位である。

 TOEICの平均点数も日本が517点で、韓国は676点と大きく上回る。元朝日新聞ソウル特派員でジャーナリストの前川惠司氏はこう語る。

「進学率が高いのは、韓国には専門学校が少ないという理由が考えられます。大学に行かないと就職が難しくなり、企業の就職試験ではTOEICの点数を問われるため、みな対策に熱心です。韓国は総じて猛勉強型の勤勉な学生が多い」

 しかし、これほど教育熱が高く、競争も激しいのに、ノーベル賞受賞者は日本が26人に対し、韓国は平和賞が1人だけで、科学・医学の分野ではいまだに1人も出ていない。産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘氏が分析する。

「韓国はすぐに成果を求められるため、最先端技術の導入は早いのですが、積み上げ型の基礎研究をやる余裕がない。大学でも、結果が出るかわからない研究を地道に続けることが許されません」

※週刊ポスト2019年2月15・22日号

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