国内

眞子さまの結婚 長引くほどかかる金、秋篠宮邸改修にも影響

「小室家の真実」が続々と報じられているが…(撮影/JMPA)

 進展の糸口が見えないままの秋篠宮家の長女・眞子さま(27才)と婚約内定者・小室圭さん(27才)との結婚延期問題。小室さんの母・佳代さんの借金トラブルなどもなかなか解決しないままだ。皇族を近くで支える関係者はどう受け止めているのか。ある宮内庁関係者が明かす。

「天皇皇后両陛下がご心痛でいらっしゃるであろうことは、皇室関係者は一様に心配しています。ただ、眞子さまが結婚をすべきかすべきではないかはご本人と宮家の問題です。それよりも事態が長びきすぎなので、“一刻も早く結論を出すべき”という声は大きい」

 昨年2月、結婚行事の「2年延期」が発表されたが、小室さんは昨年8月に「3年間のアメリカ留学」に出かけてしまった。しかも昨年11月、秋篠宮さまは「現時点では納采の儀を認めない」と明言された。結婚するのかしないのか、それさえ曖昧な状態だ。

「公務の依頼でいえば、“1年後の式典”へのお出ましをお願いすることもよくあります。しかし、来年ご結婚されるのならば、眞子さまに依頼しにくい。また、来年以降、眞子さまのお世話をする職員が必要なのかもはっきりしません」(別の宮内庁関係者)

 お住まいの工事にも影響が出るという。

「秋篠宮邸は約33億円をかけて改修に入り、3年後に完成予定です。ただ、そこに眞子さまの部屋が必要なのか、誰にもわかりません。改修工事のため、秋篠宮ご一家は最近、約10億円かけて建てた『御仮寓所』に引っ越されました。もともと昨年11月に結婚される予定だったので、眞子さまの部屋を造る予定はなく、急きょ、しつらえたといわれています」(皇室ジャーナリスト)

 結婚延期に伴ってかかる費用の問題もある。現在も小室さんは婚約内定者であり続けている。そのため、アメリカに留学した今も、横浜市内にある自宅マンション前には警備のためのポリスボックスが置かれたままで、警察官が巡回警備を続けている。

「小室さんが帰国すれば、24時間、SPが行動を共にすることになる。その経費は、もちろん税金です」(警察関係者)

 眞子さまに税金から払われる、年額915万円の「皇族費」もかかり続ける。結婚が2年遅れれば1800万円以上が必要になり、その上で警備費用もかかる。

「時間をかけて結婚を悩まれるのは仕方ありません。しかし、そこに税金が消えていくことを、国民が納得するかどうか。ましてや、結婚が見通せない婚約内定者の小室さんに対しての費用は、どうして説明できるでしょうか」(前出・宮内庁関係者)

 小室さんが婚約内定者として、留学先でもVIP待遇を受けていることは、本誌が報じてきた通りだ。できるだけ結婚を引き延ばす「牛歩戦術」で利益を得続けること──それも国民の理解を得がたいのではないだろうか。

※女性セブン2019年3月28日・4月4日号

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト