スポーツ

菊池雄星の妻、木佐彩子からメジャーリーガー妻の心構え学ぶ

菊池雄星投手の妻・深津瑠美さんが語る夫のサポート術

 最大で7年総額120億円の大型契約をシアトル・マリナーズと交わした菊池雄星投手(27才)。連日のようにその動向が報道される菊池投手を支えるのが、妻のフリーアナウンサー・深津瑠美さん(32才)だ。5才年上の姉さん女房が語る夫のサポート術とは──。

 深津さんと菊池投手の出会いは2015年。MLB(メジャーリーグベースボール)のニュースを紹介する『ワールドスポーツMLB』(NHK-BS1)のキャスターを務めていた深津さんに菊池投手が一目ぼれ。知人を介して知り合い、菊池投手の猛アタックの末、交際がスタートした。

 半年の交際を経て2016年、深津さんの誕生日である6月24日にふたりは入籍した。

「夫を強くする」という覚悟を決めた深津さんは、レギュラー番組すべてから離れることにした。

「仕事が大好きだったので、正直さみしかったです。でも私が全力でサポートして、主人を強くして、無敵の男にしようと決めたので後悔はありません」

 メジャーリーガーの妻としての心構えは、ロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・メッツに所属経験のある石井一久さん(45才・元投手)の妻で、同じくアナウンサーの木佐彩子さん(47才)から教えを乞う。石井さんと菊池投手は埼玉西武ライオンズで同僚だった。

「彩子さんには引っ越しのことも相談にのってもらいました。よくお会いするのですが、『仲よしだね』と言われます」

 そして、シアトルでは夫の憧れの人でもあるイチロー選手(45才)とも対面した。

「主人の記者会見の後、夫婦そろってご挨拶させていただきました。イチローさんはその場の雰囲気がパッと明るくなるようなお人柄で、気さくに話しかけてくださったことがすごくうれしかったです。憧れのかたとお話しできて彼も夢のようだと喜んでいました」

 メジャーリーガーの妻として送るアメリカ生活は、不安よりも楽しみの方が強い。

「あちらには婦人会があり、主な活動はチャリティーなんですが、早くそれに参加したいです。私は高校時代から、ボランティアで近くの老人ホームで童謡を歌う活動をしていましたが、チャリティー活動をできるのが今からすごく楽しみです」

 現在、深津さんのお腹には新しい命が宿り、夏には家族が増える。

「妊娠がわかった時は、主人も目を大きくして喜んでくれました。うれしいことがあると、目が大きくなるんですよね(笑い)」

 夫の家族とも仲がよく、LINEでグループを作り、健診のたびに写真を送ったりしているそう。

「主人は兄・姉・妹の4人きょうだいなんですが、岩手の家族からサプライズで、寄せ書きとアルバムをもらいました。アルバムは主人の小さい頃からの成長の過程を辿れるようになっていました。家族全員のメッセージも書かれていて、すごく感動しました」

 妻、家族の愛に支えられ強さを増す菊池投手。今年の開幕戦は日本で行われ、イチロー選手とともに凱旋を果たす予定だ。その活躍を全世界が見守っている。

※女性セブン2019年3月28日・4月4日号

関連記事

トピックス

麻原が「空中浮揚」したとする写真(公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」より)
《ホーリーネームは「ヤソーダラー」》オウム真理教・麻原彰晃の妻、「アレフから送金された資金を管理」と公安が認定 アレフの拠点には「麻原の写真」や教材が多数保管
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン
左から広陵高校の34歳新監督・松本氏と新部長・瀧口氏
《広陵高校・暴力問題》謹慎処分のコーチに加え「残りのコーチ2人も退任」していた 中井監督、部長も退任で野球経験のある指導者は「34歳新監督のみ」 160人の部員を指導できるのか
NEWSポストセブン
松本智津夫・元死刑囚(時事通信フォト)
【オウム後継「アレフ」全国に30の拠点が…】松本智津夫・元死刑囚「二男音声」で話題 公安が警戒する「オウム真理教の施設」 関東だけで10以上が存在
NEWSポストセブン
二刀流復帰は家族のサポートなしにはあり得なかった(getty image/共同通信)
《プールサイドで日向ぼっこ…真美子さんとの幸せ時間》大谷翔平を支える“お店クオリティの料理” 二刀流復帰後に変化した家事の比重…屋外テラスで過ごすLAの夏
NEWSポストセブン
9月1日、定例議会で不信任案が議決された(共同通信)
「まあね、ソーラーだけじゃなく色々あるんですよ…」敵だらけの田久保・伊東市長の支援者らが匂わせる“反撃の一手”《”10年恋人“が意味深発言》
NEWSポストセブン
鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《デートではお揃い服》お泊まり報道の永瀬廉と浜辺美波、「24時間テレビ」放送中に配慮が見られた“チャリT”のカラー問題
NEWSポストセブン
8月に離婚を発表した加藤ローサとサッカー元日本代表の松井大輔さん
《“夫がアスリート”夫婦の明暗》日に日に高まる離婚発表・加藤ローサへの支持 “田中将大&里田まい”“長友佑都&平愛梨”など安泰組の秘訣は「妻の明るさ」 
女性セブン
経済同友会の定例会見でサプリ購入を巡り警察の捜査を受けたことに関し、頭を下げる同会の新浪剛史代表幹事。9月3日(時事通信フォト)
《苦しい弁明》“違法薬物疑惑”のサントリー元会長・新浪剛史氏 臨床心理士が注目した会見での表情と“権威バイアス”
NEWSポストセブン
海外のアダルトサイトを通じてわいせつな行為をしているところを生配信したとして男女4人が逮捕された(海外サイトの公式サイトより)
《公然わいせつ容疑で男女4人逮捕》100人超える女性が在籍、“丸出し”配信を「黙認」した社長は高級マンションに会社登記を移して
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
「同棲していたのは小柄な彼女」大麻所持容疑の清水尋也容疑者“家賃15万円自宅アパート”緊迫のガサ当日「『ブーッ!』早朝、大きなクラクションが鳴った」《大家が証言》
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン