滅多に表に出ない弓子さんは、オールスターゲーム前のパレードには登場する(2010年、写真/アフロ)

 弓子さんの献身は多方面に及ぶ。

「遠征の多いイチローのため、弓子さんは下着にアイロンをかけてきれいに折り畳み、遠征先で身につける順番に沿って荷造りしていたそう。体のケアにも手を尽くし、ホームの試合後にイチローが帰宅したら、30分以上も足裏をマッサージしていました」(前出・在米スポーツライター)

「孤高の天才」を精神面でもサポートした。

「イチローが不調で落ち込んでいる時は愚痴の聞き役になります。“もう少しだけ頑張ってみよう”“打てなかったら仕方ないよ”などと、子供をあやすように優しく励ましていました。2012年には成績が上がらず苦悩していたイチローに、“ほかの球団に行ってもいいのよ”と背中を押し、ニューヨーク・ヤンキースに移籍することになりました。

 それでいて弓子さんは何でも“はいはい”と聞くのではなく、イチローが感情的になっていたら“それはダメ”と客観的にビシッと言い、姉さん女房ぶりを発揮するそうです」(前出・スポーツ紙記者)

 弓子さんが表舞台に立たなかったことにも理由がある。

「彼女はイチローの勧めでシアトル市内に美容エステサロンをオープンし、夫の資産管理会社も立ち上げました。野球以外のすべての世話をする弓子さんはイチローにとって“同志”のような存在。イチローは報道陣が彼女に群がるのを避けるため、“マスコミの前では笑うな”と言い聞かせて、弓子さんはその教えを忠実に守っていました。その一方で、イチローは親しい人に“弓子には本当に感謝している”と漏らしています」(イチローの知人)

 イチローが「100年に1人の選手」なら、弓子さんは「100年に1人の妻」に違いない。

※女性セブン2019年4月11日号

関連記事

トピックス

全米野球記者協会ニューヨーク支部主催のアワードディナーに出席した大谷翔平と、妻・真美子さん(左/時事通信フォト、右/提供:soya0801_mlb)
《真美子さんが座る椅子の背もたれに腕を回し…》大谷翔平が信頼して妻を託す“日系通訳”の素性 “VIPルーム観戦にも同席”“距離が近い”
NEWSポストセブン
司法省がアンドリュー元王子の写真を公開した(写真/Getty Images)
《白シャツ女性に覆いかぶさるように…》エプスタイン・ファイルで新公開されたアンドリュー元王子とみられる人物の“近すぎる距離感の写真” 女性の体を触るカットも
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
【2・8総選挙「大阪1〜10区」の最新情勢】維新離党の前職が出た2区、維新前職vs自民元職vs野党候補の5区で「公明党票」はどう動くか
NEWSポストセブン
なぜ実の姉を自宅で監禁できたのか──
《“お前の足を切って渡すから足を出せ”50代姉を監禁・暴行》「インターホンを押しても出ない」「高級外車が2台」市川陽崇・奈美容疑者夫妻 “恐怖の二世帯住宅”への近隣証言
NEWSポストセブン
東京拘置所(時事通信フォト)
〈今年も一年、生きのびることができました〉前橋スナック銃乱射・小日向将人死刑囚が見せていた最後の姿「顔が腫れぼったく、精神も肉体もボロボロ」《死刑確定後16年で獄中死》
NEWSポストセブン
間違いだらけの議事録は「AIのせい」(写真提供/イメージマート)
《何でもAIに頼る人たち》会社員女性が告白「ケンカの後、彼から送られてきた”彼女の方が悪い”とAIが回答したスクショ」ほどなく破局
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
国際ジャーナリスト・落合信彦氏が予見していた「アメリカが世界の警察官をやめる」「プーチン大統領暴走」の時代 世界の“悪夢”をここまで見通していた
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト、2025年10月15日)
《頬がこけているようにも見える》高市早苗首相、働きぶりに心配の声「“休むのは甘え”のような感覚が拭えないのでは」【「働いて働いて」のルーツは元警察官の母親】 
NEWSポストセブン
ジェンダーレスモデルの井手上漠(23)
井手上漠(23)が港区・六本木のラウンジ店に出勤して「役作り」の現在…事務所が明かしたプロ意識と切り開く新境地
NEWSポストセブン
元日に結婚を発表した女優の長澤まさみ(時事通信フォト)
長澤まさみ「カナダ同伴」を決断させた「大親友女優」の存在…『SHOGUN』監督夫との新婚生活は“最高の環境”
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
【訃報】国際ジャーナリスト・落合信彦氏が死去、84歳 独自の視点で国際政治・諜報の世界を活写 
NEWSポストセブン
薬物で急死した中国人インフルエンサー紅紅(左)と交際相手の林子晨容疑者(右)(インスタグラムより)
「口に靴下を詰め、カーテンで手を縛り付けて…」「意識不明の姿をハイ状態で撮影」中国人美女インフルエンサー(26)が薬物で急死、交際相手の男の“謎めいた行動”
NEWSポストセブン