ライフ

「自然治癒力を上げる食べ物」ベスト5発表、識者が選ぶ

自然治癒力を上げる食べ物1位は納豆(写真/PIXTA)

「コーヒーを飲むとがん予防になる」「コーヒーを飲みすぎるとがんになる」両方ともネットやメディアでいわれていることである。「何を食べれば健康にいいか」の情報はそれだけ諸説あり、あやふやなものだということ。そこで、医師や管理栄養士など「食と健康のプロ」25人にアンケート調査を実施。体にいい食べ物は数あれど、その中でも特に「これだけは食べてほしい」という食品を「自然治癒力を上げる食べ物」としてランキング化した。

 以下の25人の「食と健康のプロ」に「自然治癒力や免疫力を上げる食べ物ベスト5」を挙げてもらい、1位を5点、2位を4点、3位を3点、4位を2点、5位を1点として集計。合計点が多かった5つの食材は後述の通りだ。

磯村優貴恵さん(管理栄養士)、今津嘉宏さん(医師/芝大門いまづクリニック院長)、宇多川久美子さん(薬剤師/管理栄養士)、金丸絵里加さん(管理栄養士)、岸村康代さん(管理栄養士/フードプランナー)、工藤孝文さん(工藤内科副院長/ダイエット外来担当)、小峰一雄さん(歯科医師/「自然治癒力が上がる食事 名医が明かす虫歯からがんまで消えていく仕組」著者)、佐藤桂子さん(医師/肥満外来専門医)、柴亜伊子さん(医師/あいこ皮フ科クリニック)、島野眞澄さん(管理栄養士/オーソモレキュラー栄養カウンセラー)、伊達友美さん(管理栄養士/ダイエットカウンセラー)、鶴見隆史さん(鶴見クリニック理事長/医学博士)、中沢るみさん(管理栄養士)、中戸川貢さん(加工食品ジャーナリスト)、浜本千恵さん(管理栄養士)、福田一典さん(医師/「福田式がんに勝つ最強スープレシピ」著者)、藤岡智子さん(栄養士/フードライター)、藤田紘一郎さん(医師/免疫学者)、星子尚美さん(医師/星子クリニック院長)、堀知佐子さん(管理栄養士)、本間良子さん(医師/スクエアクリニック院長)、松村圭子さん(医師/成城松村クリニック院長)、望月理恵子さん(管理栄養士)、矢澤一良さん(早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構教授)、済陽高穗さん(医師/西台クリニック院長)

【自然治癒力を上げる食べ物ランキング】

◆第1位:「納豆」62点

「自然治癒力を上げるには、腸の健康が第一。そのためにいちばんいい食べ物は、やっぱり納豆」(浜本さん)
「食物繊維に加えて、女性ホルモンを増やす作用や抗酸化作用のあるイソフラボン、骨粗しょう症対策に不可欠なビタミンKが豊富。また、大豆に含まれるたんぱく質には体脂肪軽減やメタボ対策効果がある」(岸村さん)
「たんぱく質分解酵素ナットウキナーゼには血栓を溶かし、血液をサラサラにする働きがある。ただ、熱に弱いのが難点」(宇多川さん)
「免疫作用のある納豆菌やポリグルタミン酸、レバンが一緒に摂れる“完全食”」(堀さん)

関連記事

トピックス

山田和利・裕貴父子
山田裕貴の父、元中日・山田和利さんが死去 元同僚が明かす「息子のことを周囲に自慢して回らなかった理由」 口数が少なく「真面目で群れない人だった」の人物評
NEWSポストセブン
国内未承認の危険ドラッグ「エトミデート」が沖縄で蔓延している(時事通信フォト/TikTokより)
《沖縄で広がる“ゾンビタバコ”》「うつろな目、手足は痙攣し、奇声を上げ…」指定薬物「エトミデート」が若者に蔓延する深刻な実態「バイ(売買)の話が不良連中に回っていた」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
【美しい!と称賛】佳子さま “3着目のドットワンピ”に絶賛の声 モード誌スタイリストが解説「セブンティーズな着こなしで、万博と皇室の“歴史”を表現されたのでは」
NEWSポストセブン
8月27日早朝、谷本将志容疑者の居室で家宅捜索が行われた(右:共同通信)
《4畳半の居室に“2柱の位牌”》「300万円の自己破産を手伝った」谷本将司容疑者の勤務先社長が明かしていた“不可解な素顔”「飲みに行っても1次会で帰るタイプ」
NEWSポストセブン
騒動から2ヶ月が経ったが…(時事通信フォト)
《正直、ショックだよ》国分太一のコンプラ違反でTOKIO解散に長瀬智也が漏らしていたリアルな“本音”
NEWSポストセブン
ロシアで勾留中に死亡したウクライナ人フリージャーナリスト、ビクトリア・ロシチナさん(Facebook /時事通信フォト)
脳、眼球、咽頭が摘出、体重は20キロ台…“激しい拷問”受けたウクライナ人女性記者の葬儀を覆った“深い悲しみと怒り”「大行列ができ軍人が『ビクトリアに栄光あれ!』と…」
NEWSポストセブン
谷本容疑者(35)の地元を取材すると、ある暗い過去があることがわかった(共同通信)
「小学生時代は不登校気味」「1人でエアガンをバンバン撃っていた」“異常な思考”はいつ芽生えたのか…谷本将志容疑者の少年時代とは【神戸市・24歳女性刺殺】
NEWSポストセブン
大谷の「二刀流登板日」に私服で観戦した真美子さん(共同通信)
「私服姿の真美子さんが駆けつけて…」大谷翔平が妻を招いた「二刀流登板日」、インタビューに「今がキャリアの頂上」と語った“覚悟と焦燥”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《お腹にそっと手を当てて》ひとり娘の趣里は区役所を訪れ…背中を押す水谷豊・伊藤蘭、育んできた3人家族の「絆」
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
《前科は懲役2年6か月執行猶予5年》「ストーカーだけでなく盗撮も…」「5回オートロックすり抜け」公判でも“相当悪質”と指摘された谷本将志容疑者の“首締め告白事件”の内幕
NEWSポストセブン
硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン