ただ、広島の外野陣もまた強固だ。不動の若き大砲・鈴木誠也(24)や緒方孝市監督(50)が目をかける野間峻祥(26)、同じく外野にコンバートされた侍ジャパン選出経験もある西川龍馬(24)がおり、坂倉の出場機会は限られる。
「坂倉はまだ若いですが、リード、キャッチング技術が高く、外野ではもったいない。こちらも捕手層が薄い球団が狙っている」(スポーツジャーナリスト)
ブルペンにも“逸材”がいる。2017年に15勝を挙げ最高勝率のタイトルを獲得した薮田和樹(26)は、昨シーズンわずか9試合にしか登板できなかった。
そんな薮田には、中日ファンから熱望の声が。
「薮田と同じ剛球投手としてならした与田剛監督(53)の元でならきっと復調できると思う。何よりも、ウチはあの松坂(大輔、38)を復活させたからね」
※週刊ポスト2019年4月19日号