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2019.05.19 16:00  NEWSポストセブン

SNS投稿が発端の空き巣被害増 リアルタイム投稿にリスク

 高須院長が空き巣に入られた愛知県の別宅の場所は、まとめサイトで公開されるほど知られており、以前から市レベルまでは明らかとなっていた。その情報源となったのが、院長自ら過去に「帰宅なう」と位置情報と共に投稿していたツイートだ。投稿には玄関の扉写真も写っており、特定しやすい状態となっていたのだ。

 つまり自宅が特定できる状態であり、留守の期間が明らかだったため、空き巣に入られたと考えられる。さらに、高須院長はお金持ちであることがわかっているためにターゲットとなりやすい状態だったというわけだ。

 このGWには、別のある東海地方在住の一般女性も空き巣被害にあっている。女性は、関東地方で行われるある大会に参加することをFacebookで公開していた。大会開催期間は明らかであり、その期間は自宅に戻ってこないことがわかっていたというわけだ。

 女性のFacebookの友だちは数千人おり、知らない人ともつながっていたという。高須院長と同様に何でもSNSへ投稿しており、それによって被害につながってしまったと考えられる。

◆自宅場所の特定はとても簡単

 自宅を特定する手段はたくさんある。外観写真、周辺写真、位置情報など、様々な投稿で特定可能だ。

 たとえば今回のように投稿そのものに位置情報がついているなど、初めから自宅がある地区が明らかだった場合はとても容易になる。位置情報こそなくとも、「最寄り駅」「市町村」「行きつけの近所の店」などをSNSに公開したことがある人は多いだろう。

 同時に建物の外観がわかる写真、周辺の建物などが写った写真を公開していた場合は、さらに簡単だ。Googleストリートビューでその地域を丁寧に見ていくことで、特定できてしまうのだ。前述の高須院長の場合、別宅のおおよその位置だけでなく、玄関の扉の様子も画像がアップされていた。近所だと思われる道路をストリートビュー表示にして、道沿いにある各家の玄関扉を確認するだけで家の場所が特定できる。

 特徴的な建物が写り込んでいる場合はもちろん、道路の標識やガードレールなどでも特定できる場合がある。「眼の前が駐車場」「公園が近くにある」などの情報で、簡単に絞り込めてしまうというわけだ。

◆自宅内の料理写真でも自宅特定

 自宅の外観や場所については警戒していても、Instagramなどで、自宅内で撮影した子どもやペットの写真、手作りの夕飯の写真などを投稿している人は多い。「自宅の中で撮った写真なら大丈夫」と油断している人は要注意だ。

 実は、賃貸物件や売買物件を扱う不動産サイトを見ると、間取りや室内の写真が確認できる。SNSの投稿やコメントでの友人とのやりとりから、ある程度まで地区を特定できたら、その付近の住宅情報を探す。サイトに掲載されている写真とSNSに投稿された室内の写真を見比べ、窓や柱の位置、扉の色、間取りなどの複数の情報が合えば特定へと繋がる。

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